た行|印刷用語集

あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行印刷用語集

退色

[たいしょく]

印刷業界においては、紙などの印刷物の色が変色し、色褪せることを指す。長時間日光にさらされ、紫外線を浴びることによって起こる。色によって退色のしやすさに違いがあり、イエローとマゼンタは退色しやすく、シアンとブラックは退色しにくい。紫外線ではなく、温度や湿度が原因で起こることもある。

台割り

[だいわり]

印刷物、紙などの色が日光にさらされたり、温度、湿度などによって変色し、色が薄くなること。

台割表

[だいわりひょう]

書籍や雑誌などの印刷をするときに、印刷や製本作業をしやすいように、表裏の関係を一覧表にしたもの。

裁ち切り

[たちきり]

写真やイラストのレイアウトで、紙の端まで絵柄をいれる場合に、断裁がずれて余分な白地がでないように、仕上がり線より約3ミリはみ出して配置すること。

脱墨

[だつぼく]

再生紙を作るために、古紙からインキなどを除去し、白いパルプを作成すること。

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縦目(紙の)

[たてめ]

用紙を構成している繊維の流れのうち、流れが長辺と平行になっている状態を指す。短辺と平行になっている場合は「横目」と呼ぶ。紙は、目と平行方向に破ったり、折り目をつけたりしやすいという特徴がある。つまり縦目の用紙は、縦に破りやすく、折り目をつけやすい。また湿気がある場所では、目と垂直方向に伸縮しやすい。

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ダブルトーン

[だぶるとーん]

写真やイラストを、2色のインキで刷り重ねて表現すること。

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タブロイド判

[たぶろいどばん]

一般的な新聞紙の半ページの大きさの新聞・雑誌のこと。

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多面付け

[ためんつけ]

1つの印刷用の版に、同じページを複数付けること。

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ダルアート紙

[だるあーとし]

印刷用紙の一種で、印刷された部分は光沢が出て、印刷されていない部分は半光沢の仕上がりになる。

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段組

[だんぐみ]

1ページを2列以上の列に分けて、文字や写真などを配列すること。

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段落

[だんらく]

長い文章を、内容によっていくつかに区切ったひとまとまりの文章のこと。一般的に、段落の最初の行は行頭から1字下げて書きはじめることが多い。

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[ち]

本の部位を表す言葉の一種。本の背を除く三方のうち、下の部分のことを指す。もしくは、ページ下部の余白を指す場合もある。「掛下(けした)」とも呼ばれる。

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チップボール

[ちっぷぼーる]

ボール紙の一種で、新聞古紙・雑誌古紙を主体としたグレー色の紙。ボール紙の中でも厚い部類になる。

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中質紙

[ちゅうしつし]

雑誌などに用いられる印刷用紙の一種で、化学パルプが70%以上、残りが機械パルプからできている。

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中心トンボ

[ちゅうしんとんぼ]

印刷物の天地・左右の中心を示す十字マークのことで、多色印刷や両面印刷の場合に位置を合わせる目印にする。

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[ちょう]

本のページを数える時に使用する単位。通常、表裏2ページを1つのまとまりとして「1丁」と数える。印刷業界では、用紙の片面だけを表す時には「ページ」と、両面を表す時には「丁」と呼んで区別する。

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丁合い

[ちょうあい]

書籍や雑誌の製本で、印刷用紙を折りたたんだものをページ順にまとめる作業のこと。手作業で行うことを手丁合い、機械で行うことを機械丁合いという。

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[つか]

印刷用紙の厚さ、もしくは表紙を除いた本の中身の厚さを指す。表紙やカバーをデザインする時、この束の寸法が大変重要になる。装丁をする時は、束見本というサンプルを作ることで束の寸法を確認する。

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束見本

[つかみほん]

書籍の表紙カバーの作成や、背幅の確認をするために、実際に使用する印刷用紙で作成する見本のこと。

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付け合わせ

[つけあわせ]

1つの刷版に、異なる複数の版のページを焼き付けること。通常、印刷するデータの分だけ版が必要なところ、付け合わせを行うことで印刷機を効率的に使用することができ、印刷費などのコストを削減できるというメリットがある。

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壺上がり

[つぼあがり]

オフセット印刷で、印刷中に壷の中のインキが固くなり、インキングロールに転移しなくなり、印刷濃度が低下してしまうこと。

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坪量

[つぼりょう]

紙の1㎡あたりの重量をグラムで表示したもの。

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ツメ打ち

[つめうち]

文字を入力するとき、読みやすくするために文字と文字の間を標準よりもつめること。

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DTP

[でぃーてぃーぴー]

書籍や雑誌などの出版物、広告などの印刷物をコンピューターを使って作成、編集すること。

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データ圧縮

[でーたあっしゅく]

コンピューターで、データに含まれる情報の意味を保ったまま、容量を減らす処理のこと。

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データベース

[でーたべーす]

コンピューターの記憶装置に、データを検索したり、再編集できるように分類、蓄積し、簡単に利用できるよう整理された仕組みのこと。

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電子出版

[でんししゅっぱん]

文字や写真情報をコンピューターでデジタルデータに編集して、電子メディアやネットワークにより出版すること。

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伝送

[でんそう]

文字、記号、写真、音声、映像などの情報を電気的信号に変換し、別のコンピュータシステムへ移動させること。

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点リーダー

[てんりーだー]

文章のつなぎや省略、沈黙の状態、文末の余韻を残すときなどに用いられる記号「‥(2点リーダー)」、「…(3点リーダー)」のこと。

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透過原稿

[とうかげんこう]

原稿の背後から光を透過させて色分解ができる、ポジフィルムやネガフィルムのこと。

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透明インキ

[とうめいいんき]

光を通すことができるカラーインキのこと。プラスチックフィルムやカラーフィルターなどの印刷に用いられる。

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特色

[とくしょく]

C(藍)、M(紅)、Y(黄)、K(黒)の4色では表現できない色を、調合したインクのこと。

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塗工紙

[とこうし]

印刷用紙で、原紙の片面または両面に塗料を塗りコーティングした紙のこと。

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綴じ代

[とじしろ]

書籍・雑誌の製本で、ページを綴じるために必要な紙の余白部分のこと。

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ドット

[どっと]

印刷物において、写真等の色の濃淡を表現するための大小の点のこと。

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ドットゲイン

[どっとげいん]

印刷の際に、写真等の色の濃淡を表現するための大小の点がつぶれて太くなってしまうこと。インキが軟らかかったり、高速印刷機で圧力が強い場合に起こる。

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凸版印刷

[とっぱんいんさつ]

印刷方式の一つで、凹凸のある版の凸部分にインキを付け、圧力をかけて印刷する。

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[とびら]

本の書名や著者名などが印刷されている、本文の前に添えるページのこと。

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ドブ

[どぶ]

複数のページを同一の版に焼き付けるときに、仕上がり線より通常、天地左右3ミリずつ外側にあけておく余白のこと。

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共紙

[ともがみ]

書籍や雑誌などの印刷で、表紙と本文の用紙を同じ紙質にすることをいう。

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ドライオフセット

[どらいおふせっと]

湿し水を使わないオフセット印刷のことで、インキを版からゴムのブランケットに移転して紙に転写する。箱の印刷や、証券の地紋印刷などに使われている。

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トラッキング

[とらっきんぐ]

組版において、複数の文字間隔を均等に調整する処理のこと。

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トラッピング

[とらっぴんぐ]

先に印刷されたインキの上に、後からインキを重ね刷りすること。製版では、2色刷り以上で絵柄が隣に接して重なる場合に、白い隙間ができないようにすること。

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トリミング

[とりみんぐ]

写真原稿の不要な部分をカットして、必要範囲のみ使用すること。

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