ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。
テーマ:チラシの基本的な作り方【全6話】
【03】チラシの効果の出し方
チラシを作成して配布する目的は主に販売促進です。そのため販促効果が高い内容のチラシが効果的なチラシであるといえます。
チラシを作成する際はいかに販促効果の高い内容にするかを意識する必要があります。
ではどうすれば販促効果の高いチラシが作成できるのでしょうか?その仕組みを方法論として知ることがチラシ作成の第一歩となります。
チラシは商材の詳しい内容に加え、メリットも提示するとより効果的に
チラシは今後販売する商材をさらに拡販することが目的であり、チラシの内容は読めばその商材がより深く理解できるようになるのが望ましいです。そして商材の内容を理解した顧客はその商材にメリットを見出し購買に至ります。
優秀なチラシは商品の詳細な内容に加え、その商品を購入した際に得られる具体的なメリットも提示します。そうすることで消費者は、商品内容の詳細からメリットを見出す手間が省けるわけです。
多くの場合、商材のメリットはキャッチコピーという形で表現し、端的に消費者に伝えます。
販促効果に密接に関わるチラシのレイアウト構成
上記で解説したようにチラシには販促したい商材の詳しい内容を掲載することになります。それ以外でも問い合わせ先などを含めて店舗の詳細、またセール期間を設けての販売の場合はその期間についても詳しく掲載する必要があります。
このように商材のPR以外にも最低限、掲載するべき内容はあります。
これらの必要な情報を上手くレイアウトして視覚的に見やすいチラシにしないと多くの人に読んではもらえません。チラシを何気なく手にとってそれを読むか読まないかを判断する平均時間は1秒以下というのが定説です。
つまりどんなに魅力的な商材のメリットが記されているチラシでも第一印象で、見辛そう…と判断されてしまうと読んでもらえない可能性が高くなります。
チラシは上記で解説した、必要な情報と商材の画像写真などをレイアウトして作成します。その情報はあくまで視覚的に伝達する、ということをよく踏まえた上で、正確でわかりやすい整理されたレイアウトを心がけることが効果的なチラシ作成のコツといえます。
モノではなく、サービスが商材の場合でも視覚効果は活用するべき
チラシに掲載したい商材が、形ある『商品』ならば、写真などの視覚的な要素はその商品の写真画像で問題無いでしょう。しかし世の中にはモノではなくサービスを商材としたビジネスも多く存在します。
サービスをPRしたいチラシの場合でも写真による視覚効果は有効に使っていくべきです。それだけ視覚効果は興味を引く上で有用な存在といえます。
PRしたい商材が品物ではなくサービスの場合はそのサービスのイメージを視覚化したような、イメージ画像を用いると良いでしょう。少し難しいかもしれませんが、チラシにおける視覚効果はそれだけの手間をかける価値は充分にあり、文字だけのチラシというのは避けたいです。
これは商品が販売前には諸事象でチラシに掲載できない、という場合も同じです。
そういった事情のため、商品の一部分だけを掲載する、もしくはイメージ的な画像を掲載する、といった形式を『ティーザー広告』と呼びます。
まとめ・効果的なチラシを作成するための2つのポイント
チラシの効果を充分に引き出すためには、
1 視覚効果を充分に活用する
2 第一印象として興味を持ち、なおかつ読みやすいという整理されたレイアウト構成である。
以上の2点を十分に考慮する必要があります。
チラシの商品を幅広くご用意しています。
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チラシ印刷の種類や詳細、データ入稿に関する事等を色々と記載していますので、こちらもご確認くださいませ。