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テーマ:チラシの基本的な作り方【全6話】
【04】チラシレイアウトのルール
チラシを作成するのはある程度チラシ作成の知識のある、プロであることが望ましいですが、現実にチラシを見てお店を判断するのは素人です。そのためチラシ作成の最も大切なことは「わかりやすさ」や「見やすさ」です。
チラシの見やすさを決定付ける要因は全体を構成する【レイアウト】に他なりません。
チラシ作成における見やすいレイアウトはある程度法則が決まっており、チラシ作成の初心者でもいくつかの約束事を守れば比較的簡単にキレイなレイアウトは作成出来ます。
端を揃えると見やすくなる
文章や画像を並べる場合でも両端が揃っていた方が整理されている感じがして見やすくなります。
例えば2つの画像を左右に並べ、その下に文章、というレイアウトを考えたとします。その場合は二つ並べた画像の両端と文章の改行の両端を揃えたほうが見やすくなるという理屈です。
チラシ作成をPCで行う場合、どのソフトでも基本的に、文章は文章、画像は画像とそれぞれ独立したオブジェクトとなり、それをレイアウトする、という編集方法だと思われます。
オブジェクトを並べる際は左端や、上下の橋を揃えたほうが良い、ということです。
文章は左揃えが無難
文章は左揃え、中央揃え、右揃え、とあります。
右揃えを使う人はほとんどいないと思いますが、中央揃え(センタリング)を表題などに使う人はたまに見かけます。
しかし中央揃えは上記で解説したように端を揃えたほうが整理されて見える、の法則に反するため、NGとまではいかないまでも効果的に使うのが難しいといえます。
そのため文章は基本的に表題でも、見出しでも、本文でも、左揃えで統一するのが無難です。
適度に余白があったほうがキレイに見える
チラシ全体のレイアウトを見た時に、外側に余白があったほうが整理された印象になります。逆に余白が無く、外枠いっぱいに画像や文章で占められていると非常に窮屈な印象になります。
これはチラシ制作に限らずですが、デザインにおけるレイアウトを考える際、いかに空白スペースを上手に使うかは大切な要素です。
空白を上手に配置して、空白の面積が比較的多いのにスカスカな印象は無い、というようなレイアウトデザインが出来るかどうかがプロとアマの違いかもしれません。
まとめ・レイアウトの基本は整理されていること
本稿での要点は、見やすいレイアウトとは整理されている、ということです。そのため文章や画像を盛り込み過ぎるのは避けたほうがいいかもしれません。
オブジェクト同士の両端や上下は揃えるようにして、外枠には広めのスペースを設ける、そして文章は基本的に左揃えで統一する。
今回紹介した方法論はいずれも理解すれば簡単に出来ます。とりあえずそれだけでも実践すればかなり整理されているレイアウトのチラシデザインが比較的簡単に作成できます。
初心者はまず、レイアウトが散らかりすぎないように注意すると良いでしょう。
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