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テーマ:効果的なチラシとは【全5話】

【05】新聞の折込広告を利用するメリット・デメリット

チラシ配布のポピュラーな手段に新聞の折込広告があります。

新聞を購読している人ならわかると思いますが、新聞には毎回何枚かのチラシが同梱されています。新聞の営業所がある地域ならほぼ必ずと言っていいほど新聞の折込広告を請け負う印刷業者が存在するはずです。多くの場合はチラシの原版を持ち込めば印刷までの段取りを行ってくれます。

一つの印刷業者で複数の新聞社に申し込める場合がほとんどで、新聞社は自由に選べます。
もちろん配布する地域や規模の細かい師弟も出来るため新規オープンした店舗などが新聞の折込広告でチラシを配布するのはとても有効な宣伝手段といえます。

新聞の折込広告のメリット

インターネットが普及し、広告の手段としても重宝されている昨今現在でも新聞の折込広告は依然として効果のある宣伝手段といえます。インターネットの最大の特性は地球の裏側に居る人とでもほぼリアルタイムにコミュニケーションが出来るという点です。

しかし新装開店した店舗の宣伝がしたい場合にそのような便利さは無用の長物です。逆にインターネットはごく近隣のエリアのみにピンポイントで宣伝するというような方法は不得手です。

新聞の折込広告の最大のメリットは特定の地域にピンポイントで情報を発信できるという点に尽きます。これは上記で解説したようにインターネットが不得手とする手段でもあるため、ひと際大きなアドバンテージといえます。

そのため本稿で例をあげた、新装開店する店舗のように、新聞の折込広告でチラシを配布するのにとても相性の良いビジネスの場合は積極的に活用するべきです。

インターネットの広告と違って紙媒体のため保存性や携帯性に優れているというメリットもあります。どんなにデジタルが普及しても紙とペンによるメモが活躍する条件は必ず存在するのです。紙媒体のため割引券などを同梱するというサービスもやりやすいです。

新聞の折込広告のデメリット、苦手な点は?

新聞の折込広告にはもちろん苦手な部分もあります。例えば新聞の折込のため当然新聞を購読している世帯に配布されるわけなので年齢層を絞ることが難しいという点です。そのため特定の年齢層にターゲットを絞った商材のPRはやや苦手といえます。

もう一つはデメリットといえるかは微妙ですが、当然のことながら折込の広告は一度配ればそれで終わりであり再度配布する場合はもう一回印刷業者に申し込む必要があり、当然費用が掛かります。

そのため広告効果に即効性はありますが、効果を持続させるには定期的にチラシを配布する必要があり、ある程度継続してチラシを配布することで宣伝効果が高まるという統計もあるそうです。

ちなみに新聞の折込広告が不得意とする、継続性のある広告手段といえばホームページを開設しての宣伝や、電柱や電車、バスの中に広告を掲載するといった手段があります。

まとめ・新聞の折込広告はその特性をよく理解して検討しましょう

新聞の折込広告はインターネットが普及した現在でも一定の需要は絶えない有効な広告媒体です。特にインターネットによる広告が苦手とする点を補う要素があるため今後も廃れることは無いと思われます。

そんな新聞の折込広告でも本稿で解説したようなメリットとデメリットが混在しています。

そのため自身が広告を打とうとしている商材が新聞の折込広告との相性が良いかどうかをよく吟味することが大事です。


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