ウェブプレスの印刷読み物

ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。

テーマ:効果的なチラシとは【全5話】

【02】折込チラシを作るコツ

印刷業者や広告代理店でチラシ作成の発注は出来ますが、費用を抑えたい場合や趣味の延長としてチラシ作成を自分で行いたいという人も多いと思います。

折り込みチラシを作成する際にはいくつかのコツがあり、コツをしっかり押さえて作れば初心者でも割と簡単に作れるものです。自分でデザインするのは楽しい作業であり、趣味と実益を兼ねて折り込みチラシを自作することはとても良いことです。

まずはサイズを決めよう

チラシの原稿を自分で作成したとしても印刷は印刷業者に依頼することになります。そのため印刷に準じた規格はしっかりと決めておく必要があります。

特にこだわりがない場合、手配りやポスティング用ならA4サイズ、新聞の折り込チラシ用ならB4がもっとも適切なサイズです。

新聞の場合A4でもB4でも折り込み代は変わりませんが一般的にB4サイズのチラシが多い傾向にあるため、何かと使いやすいです。

色数は単色かフルカラーか?

次に決めるべきは色数です。

1色刷りにするか、2色刷りか、またはフルカラーにするか?

これは予算次第ですがフルカラーのほうが当然見栄えは良くなります。しかしチラシの良し悪しは色数で決まるものではありません。フルカラーの必要性があるかどうかはあくまでチラシの対象となる商材の特性によって決めるべきです。

基本的にフルカラーは費用が高くなります。フルカラーにするだけで広告効果が上がるというわけではありません。そのため商品の魅力を充分に伝えるためにはフルカラーであったほうが望ましいと判断した場合にのみフルカラーを選択する、くらいの感覚でも問題ありません。

写真の効果的な使い方

チラシの内容が文字ばかりではとても退屈なイメージを与えてしまいます。一般的なチラシを見てもわかるように、絵や写真を駆使するのはチラシ作成の常套手段です。大切なことはそれをいかに効果的に使えるかどうかです。

例えば店舗営業をしている場合は商品の写真だけでなく店内の風景写真も掲載して店内の雰囲気も伝わるようにするとより顧客に親近感を与えることが出来ます。同様に、店舗の住所も文章で無く地図を掲載することで顧客はより店の場所を明確に想像できて、親近感を覚えます。

このように写真は商材だけでなく、更に広範囲の情報をビジュアル的に掲載することで顧客に親近感を与える効果が期待できます。

レイアウトの基本は目線の流れを意識すること

チラシは文字と写真や絵の集合体です。どのようにレイアウトするかは極めて重要な問題です。もちろん見やすいレイアウトがベストです。では見やすいレイアウトとはどのような形でしょうか?

見やすいレイアウトの例として「Zの法則」や「Fの法則」があります。

チラシを読む人はZの書き順やFの書き順の様に目線が動くのが一般的です。この目線の動きを意識して伝えたい情報を並べていけば見やすいレイアウトに落ち着きます。

ちなみにZの法則やFの法則は文字が横書きの場合です。縦書きの場合は右上から左下に向って目線を誘導する必要があるため、【N】の書き順の逆方向で考えると良いでしょう。

まとめ・情報の詰め込み過ぎはNG

文字だらけの情報過多になってしまうと読む気が失せてしまいます。説明文の文字も出来る限り大きめのほうが良いです。

そのため1枚のA4サイズにチラシを作成する場合、掲載できる情報は思っている以上に限られているものです。

ここまで解説してきたことによく留意し、あまり情報を詰め込み過ぎずに、シンプルすぎる位が丁度いいというくらいの気持ちで作成するのが折り込みチラシ作成のコツです。


チラシの商品を幅広くご用意しています。

ウェブプレスでは、チラシ印刷の商品も幅広く取り揃えています。
チラシ印刷の種類や詳細、データ入稿に関する事等を色々と記載していますので、こちらもご確認くださいませ。

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