ウェブプレスの印刷読み物

ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。

テーマ:状況別でのチラシの作り方【全6話】

【04】主婦向けチラシの作り方

チラシの鉄板!主婦を狙え!

今も昔も、チラシのターゲットは主婦がメインです。

主婦向けの商品はもちろん、広く女性一般の商品もそうですし、紳士服や紳士用の靴、男性用の商品なども女性にアピールするように作るのが良いとされています。

日本では主婦が財布を握っているのと同時に購買の責任者であり、コーディネーターでもあるからです。

なぜ主婦なのか?

なぜ主婦なのか?

女性はとにかく「上手に買い物をしたい」という思考があります。いくらを費やしたか、あるいは節約したかではなく「上手な買い物」です。

例えばある飲食店が「食べ放題」を企画したとします。女性は自分がダイエット中であったり、体重や体型が気になっていたりしても「食べ放題」という文字に注目します。「お得な感じ」に対して女性的な思考は、主婦であればより鋭くなります。

そして、子供がいた場合、あらゆる子供向けの商品は主婦が購買者となります。子供は自分の要望を言いますが、実際に財布からお金を取り出すのは主婦なのです。

主婦にアピールするためのとっておきの手法

そこで、さらに主婦にアピールするためのとっておきの手法を伝授します。

主婦は「お得感」ではなく、ズバリ「お得」に注目します。

例えば20%OFFであれば、すなわち買う側にとっては差額が得をする額となります。これは高額な商品ほど差額が大きくなります。10,000円なら2,000円です。

上手な安売り業者はその価格表記が巧みです。

値引き前と値引き後の価格を併記したり、うまく高額商品に誘導したりして差額を強調します。

それから、主婦は得だと認識したらまとめ買いや周辺の商品も買います。日用品や消耗品などですが、具体的にはティッシュや洗剤などは腐るものではないし、たくさん買ってもそんなに重いものではないので主婦にとっての注目度は抜群です。

運ぶのに重いものについては、さすがにまとめ買いはしません。お米や飲料水など重いものは通販チラシであれば有効です。

こうした主婦向けのラインナップを上位に置いておけば、戦略は成功です。

主婦は男性用の商品にも...

最後に主婦は、主婦向けの商品ばかりではなく男性用の商品にも気を抜いていません。

多くの主婦は「男性は買い物が下手だ」と思っています。これは実際にそんなことはなく、単に思考の違いなのですが、買い物に無頓着な男性が多いのも事実です。

チラシのデザインは男性商品であっても主婦をイメージしたものであれば間違いありません。主婦を中心にした家族構成の男性に着目し、その商品を訴求するようにします。

例えば主婦は生理的に男性の古い下着が嫌いです。男の子の小さい鉛筆が嫌いです。こうした傾向をうまく把握し、ラインナップを作りましょう。


チラシの商品を幅広くご用意しています。

ウェブプレスでは、チラシ印刷の商品も幅広く取り揃えています。
チラシ印刷の種類や詳細、データ入稿に関する事等を色々と記載していますので、こちらもご確認くださいませ。

チラシ印刷

チラシ印刷の実績一覧

状況別でのチラシの作り方【全6話】

印刷読み物のTOPに戻る