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テーマ:新聞の作り方【全5話】

【05】新聞のダメな見出し・レイアウト

新聞記事を書き、新聞作成を行う場合、記事の内容も大切ですが同じくらい重要となるのが見出しや全体のレイアウトといった編集の要素です。

見出しで読み手の興味を引くことができなければ記事は読み飛ばされる可能性が高くなります。

またレイアウトが雑だと紙面を見渡した時に見栄えが悪く、やはり読み手の購読意欲を削いでしまう結果となります。

このため新聞作成において見出しやレイアウトの良し悪しは最終的な完成度に大きく関わってくる要素であるということに、よく留意する必要があります。

正しい見出しやレイアウトを知る上で、絶対やっていけないNG例を知ることも大切です。

冗長な見出しはNG

新聞の見出しの文字数には特に決まりはありませんが、見出しは10文字以内で抑える、ということをフォーマットとするのが無難です。
つまり10文字を超えるような見出し文はダメな見出しといえます。

見出しはタイトルと同義ですが、新聞の読み手は見出しを見てその記事を読もうかどうかを判断するため、本のタイトルなどよりもシビアに考えるべきです。

本のタイトルはちょっと気になれば少しは触りの部分を読むと思います。しかし新聞の見出しは一目でピンと来なければ読み飛ばされてしまいます。

それは、新聞を一部買ってもそれを隅々まで目を通す人はほとんどいないからです。

新聞を読む多くの人は新聞を読む時間にさほど長い時間はかけません。朝食をとりつつ、や通勤中の電車の中など、ながら読みの人が大半です。

新聞は情報産業のファーストフードという表現がわかりやすいかもしれません。

このため、新聞記事の見出しも簡潔さ、シンプルさを重視するべきであり、その目安は10文字以内と一応の定義するのが適当です。

見出しが10文字以上だとNGな理由はそれ以外にも、後術するレイアウトする際の事情もあります。

新聞のレイアウトでダメな例

日本語の新聞は文字が縦書きであり、右上から左下に文章が流れていくことが大前提です。
このルールで読み手が記事の流れを見失わないようにする、というのが主な理由で、レイアウトのNG項目がいくつか存在します。

【飛び降り】

記事文は縦書きで右から左へと進みます。そして写真や別の記事の見出しにぶつかったら下の段の右端に行くのが原則ですが、写真のレイアウトが上手く配置されていなくて1段ではなく2段以上の下段に下がってしまうことを【飛び降り】と呼び、新聞レイアウトのタブーとされています。

【シリモチ】

見出しも当然縦書きですが、その見出しが記事文の2段以上のスペースを割いているとバランスが悪く見えます。これは前項目で述べた見出しは冗長になりすぎないほうがいいという理由の一つとなります。
同じく写真が紙面の再下段に位置するのもバランスが悪くなるためタブーです。
これらを【シリモチ】と呼びます。

【泣き別れ】

記事文が下段に移るタイミングで、ちょうど句読点や改行になってしまうと読み手はそこで記事が終わっているかのような錯覚を覚えやすいためNGです。これを【泣き別れ】と呼びます。

【直列】

例えば2段分の記事があり、見出しも丁度2段の高さで収まるくらいだったとします。その見出しの直下に同じような丁度2段で収まる見出しがあるのは紙面全体のバランスが悪くなるためNGです。これを【直列】と呼びます。

まとめ・NG例を知ることが上達の早道となる

新聞に掲載される記事の種類はその記事の取材方法やテーマによって分類されます。

  • リアルタイムの出来事を掲載した、新聞のメインともいえる【ストレート・ニュース】
  • 新聞社の記者が独自に取材してまとめた【調査報道記事】
  • その新聞社の方向性をアピールする【キャンペーン記事】
  • ストレート・ニュースの捕捉となる【社説】や【連載コラム】

以上が主要なレイアウトのダメな例であり、新聞レイアウトにはさらに細かいNG例がいくつかあります。美しいレイアウトが出来るようになるためにはまずNG例を把握することが早道となります。

見出しは冗長にならないようにという理由は、読み手はその記事を読むかどうか決める時間は極めて短いため、端的に記事の大筋を伝える、という理由と、長い見出しは紙面のレイアウトをする際のアイコンとして使いにくい、という2つの理由があります。

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新聞の作り方【全5話】

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