デジタル箔加工印刷について
デジタル箔加工印刷とは
デジタル箔加工印刷とは、オンデマンド印刷機でモノクロ印刷されたトナーの上に箔加工を行ない、その後追い刷りすることで、金・銀・多色メタリック表現が可能となります。
新技術の導入により箔印刷がお求めやすい価格でお客様にご利用いただけます。
従来の箔押しで必要だった版や型が不要となった新技術で、初期コストを抑えたデジタル箔加工印刷がご利用いただけます。
名刺のワンポイントやセールはがき、こだわりの作品に箔加工印刷がもたらす輝きは、作品のクオリティを更に上げブランド価値を高めます。
デジタル箔加工印刷の種類について
ウェブプレスでは、デジタル箔加工印刷の商品として下記の商品をご用意しています。
- 【デジタル箔加工名刺】名刺サイズ(55×91mm)のデジタル箔加工名刺です。印刷はオンデマンド機でカラー印刷に対応しています。
- 【デジタル箔加工はがき】はがきサイズ(100×148mm)のデジタル箔加工名刺です。印刷はオンデマンド機でカラー印刷に対応しています。
通常の名刺・はがきに対して違いを出したい場合等に、ご利用くださいませ。
デジタル箔加工印刷のデータ作成に関して
デジタル箔加工印刷のデータ作成時には、通常のデータ作成に比べて注意点が多くなります。必ずコチラの『デジタル箔加工印刷のデータ作成時の注意点』をご確認の上でデータの作成を行なってください。
デジタル箔加工名刺
箔加工印刷後、上からオンデマンド印刷機でカラー印刷を行なう「デジタル箔加工名刺」印刷です。
55×91mmサイズに対応しています。
箔加工は片面印刷のご注文となります。裏面に印刷はできません。(例:表面に箔加工・裏面にカラー印刷も対応不可)
対応サイズ | デジタル箔加工名刺 | 55×91mm |
---|---|---|
対応用紙 | コート<180kg>、マットコート<180kg> | |
対応部数 | 10〜500部 | |
対応箔カラー | つや金、つや銀 |
※各商品の詳細等に関しましては、各商品ページでご確認ください。
デジタル箔加工はがき
箔加工印刷後、上からオンデマンド印刷機でカラー印刷を行なう「デジタル箔加工はがき」印刷です。
100×148mmサイズに対応しています。
箔加工は片面印刷のご注文となります。裏面に印刷はできません。(例:表面に箔加工・裏面にカラー印刷も対応不可)
対応サイズ | デジタル箔加工はがき | 100×148mm |
---|---|---|
対応用紙 | コート<180kg>、マットコート<180kg> | |
対応部数 | 10〜200部 | |
対応箔カラー | つや金、つや銀 |
※各商品の詳細等に関しましては、各商品ページでご確認ください。
デジタル箔加工印刷のデータ作成時の注意点
デジタル箔加工印刷のデータ作成時には、通常のデータ作成に比べて注意点が多くなります。必ず下記の注意点をご確認の上でデータの作成を行なってください。
対応アプリケーションに関して
デジタル箔加工印刷の入稿データの種類は「イラストレーター」のみの対応となります。ご了承ください。
デジタル箔加工印刷について
デジタル箔加工印刷は原則として、箔加工印刷を行なった後に、上からオンデマンド印刷機で追い刷りという方式で仕上げる商品になります。
箔加工印刷は片面印刷のご注文となります。裏面に印刷はできません。(例:表面に箔加工・裏面にカラー印刷も対応不可)
価格表の表記 | デジタル箔加工+表1色/裏0色 | デジタル箔加工+表4色/裏0色 |
---|---|---|
印刷の状態 | 表面の印刷は箔加工を印刷後に上からオンデマンド印刷機でモノクロ印刷、裏面は印刷無し(白)の状態です。 箔加工のみをご希望の場合もこちらでご注文ください。 |
表面の印刷は箔加工を印刷後に上からオンデマンド印刷機でカラー印刷、裏面は印刷無し(白)の状態です。 |
※各商品の詳細等に関しましては、各商品ページでご確認ください。
デジタル箔加工印刷のデータ作成の注意点
デジタル箔加工印刷の商品は、通常のデータ作成とは異なった注意点がありますので必ず下記の点をご確認の上、作成してください。
対応アプリケーション
デジタル箔加工印刷の商品の入稿データの種類は「イラストレーター」のみの対応となります。ご了承ください。
- 「印刷用」のデータと「箔加工用」のデータを、レイヤーで分けて作成したデータが必要となります。
- 「印刷用」のデータは「CMYK」、「箔加工用」のデータは「K100%」で作成してください。
- PDF形式でのご入稿もご利用はできません。ご了承ください。
データ作成時の注意点
イラストレーターで作成時の注意点を記載しています。必ずご確認の上、作成してください。
- カラー印刷は「CMYK」で印刷を行ないます。あらかじめデータのカラーモードは「CMYK」で設定してください。
- 「印刷用」のデータと「箔加工用」のデータを、レイヤーを分けて作成してください。
- 「印刷用」のデータは「CMYK」で作成してください。
- 「箔加工用」のデータは「K100%」で作成してください。(K100%で作成されていない場合、箔が正しく反映されません。不透明度やグラデーションで濃淡をつけたデータは印刷不可となります。)
データ作成例
デジタル箔加工印刷のデータ作成のポイント
デジタル箔加工印刷の商品は、箔加工印刷を行なった後に、上からCMYKで追い刷りという方式で仕上げる商品になります。
そのため、箔の上にCMYKを重ねて印刷することも可能で、色の組み合わせ次第ではいろいろな表現も可能です。
但し、想定した仕上がりと異なる仕上がりとなる場合があります。
イメージ通りの仕上がりにする為にも、下記の点をご確認の上、作成してください。
- 箔加工カラーには「つや金」「つや銀」の2種類をご用意しています。ご希望に応じてお選びください。(一つの注文に対して「つや金」「つや銀」のいずれかでのご対応となります。両方を同時に利用することは出来ません。)
- 箔加工印刷は片面印刷の商品です。その片面の中であれば、ロゴ1つでも1文字でも全体的に箔加工が多くても同料金となります。つまり全面に箔加工印刷することも可能です。また抜きの文字も可能ですが、サイズによっては正確に再現できず、かすれやすい傾向にあります。
- 細い線は正確に再現できず、かすれやすい傾向にあります。
- 箔とCMYK印刷は別々の印刷工程となるため、1mm程度のズレが生じます。厳密な位置合わせが必要なデザイン、ズレを想定していないデザインはお控えください。
- あえて箔とCMYKを重ねるデザイン以外は、両デザインがなるべく重ならないようなデータ作成をお願いします。
- 箔の上から印刷するCMYKの濃度によっては、箔の輝きが低減されるため、仕上がりのイメージが異なります。特に濃い色を重ねた場合、箔の光沢を打ち消してしまう場合があります。ご注意ください。
- ズレの発生を回避したい場合は、全面に箔加工することも可能です。(ただし、用紙に対して全体的に箔の光沢感が出ることとなります。)
- 箔加工印刷後にCMYK印刷を行なう為、箔押しのように箔が上に来ることを想定したデザインの場合、意図した仕上がりになりませんのでご注意ください。 背景の上に箔がのるように見せるデザインをご希望の場合、全面箔の上に抜き背景をのせることで、近い表現をすることも可能です。但し箔の上に背景を印刷していますので、背景は箔の影響を受けたものとなります。
その他の注意点について
上記以外の印刷の部分に関しては、通常の印刷物と注意点は同じになります。主に下記の点に関してご注意して作成してください。
- 入稿用の完全データはリンク画像も含め必要なデータをすべて1つのフォルダに入れ、フォルダごと圧縮して1つの圧縮ファイルで送信してください。使用した画像等の入れ忘れにはご注意ください。また、作成途中のデータ等、不要なデータは入れないでください。データの圧縮はコチラでご確認ください。
- 必ずカラーモードをCMYKで構成されたデータを作成してください。詳しくはコチラでご確認ください。
- 「特色」(スポットカラー)を使用しないでください。詳しくはコチラでご確認ください。
- 塗り足しを付けてください。切れてはいけないロゴや文字等につきましては、断裁位置より3mm以上内側で作成してください。詳しくはコチラでご確認ください。
- フォントは全てアウトライン化してください。詳しくはコチラでご確認ください。
- 貼り込み画像の解像度は、原寸で350〜400dpiを推奨しております。詳しくはコチラでご確認ください。
- その他イラストレーターで作成する際の注意点に関しましてはコチラでご確認ください。