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テーマ:状況別でのチラシの作り方【全6話】
【05】女性向けチラシの作り方
消費者は女性上位?
チラシと来れば新聞折り込み、そしてポスティングですが、ほとんどが女性を対象、あるいは潜在的に女性の目を引くようにできています。
女性が消費者の主役
これは男性用の商品でも同じです。女性がチラシの読者であり、消費者の主役だからです。
女性は男性と違い、鋭い消費者としての主観を持っています。男性が「損するから買わない」と思うのに対して女性は「満足がいく買い物をしたい」と思います。男性が小銭や端数に無頓着なのに対して女性は数字にスキを見せるようなことはしません。
それでいながら、女性はきれいなもの、かわいいものが好きですし、浪費や衝動買いもしないわけではありません。男性のこだわりを嫌悪することもあります。そしてケチな男は嫌いです。
とは言いながらも、女心は複雑です。ひと言で総括してみても、例外だらけで混乱します。チラシを展開する側にとって、こうした女性の心理や性質をうまく把握していないと成功できません。
女性に好感が持たれるチラシの作り方
そこで今回は、女性に好感が持たれるチラシの作り方のヒントをお伝えします。
その1つはモニタリングです。社内、あるいは家族の一員である女性に意見を求めることです。
制作者が女性であるならば世代が異なる女性に意見を求めてはいかがでしょうか。社内でデザイン案を2つ作ってみたとします。女性の支持が多い方が有望です。
2つ目は逆に女性が嫌う要素を抽出します。それは不潔であったり、下品であったり、不誠実であったり、というものです。
主にカラーリングですが、例えば女性向けにピンクをメインにデザインをしたとします。ピンクは女性的という発想は間違ってはいませんが、口紅の色を見て分かるとおりいろいろな種類があり、配色を間違うと下品で印象が悪くなったりします。すべての女性は、仮に年齢層が低くても立派なレディであると心得てください。
3つめは、どこかに「選ぶ要素」を入れることです。
例えば目玉商品を掲載する場合、その色バリエーション、あるいは対抗商品があったら必ずそれを明記します。イチ押しの人気バッグが3点、と来れば女性は「私はこれにするわ」とどれかを選びますが、イチ押し商品が一つしかなかったらそれはちょっと味気ないものになってしまいます。「選んで、納得する」という心理があり、それを満足させれば大丈夫です。
しかしながら、これでもかとばかりに、目玉をたくさん並べてもあまり意味がありません。選ぶ対象は厳選されたものである必要があるからです。
「チラシすなわち女性」という原則
その厳選は業種によって違いますが、いずれにしても「チラシすなわち女性」という原則をはずさないようにしてください。
チラシの商品を幅広くご用意しています。
ウェブプレスでは、チラシ印刷の商品も幅広く取り揃えています。
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