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テーマ:チラシの基本的な作り方【全6話】
【01】チラシデザインの作り方
チラシとは主に集客を目的とした広告です。
そのためチラシデザインをする際もいかに集客につなげるか?という点を第一に考える必要があります。
集客に大きく貢献できる効果的なチラシ作成で最も重要なことは、やはり第一印象でもあり、チラシで伝えるべき情報を構成している【デザイン】ということになります。
一見難しそうにも感じますが、いくつかのコツを抑えれば初心者にも効果的なチラシを作成することは充分可能です。
デザインの必然性を第一に考える
世の中を見渡してみると実に様々なデザインに溢れています。例えば建築物、文房具、食器、などです。
このように意識して考えると、デザインはチラシや本の表紙のようなわかりやすいものばかりでなく、世の中はデザインに満ちていることがわかります。
優れたデザインにはその目的に応じた機能性、いわゆる機能美が凝縮されています。例えば食器はどんなにデザインが美しくても食器として使いにくければあまり価値はありません。文房具も建築物も同様です。
これをチラシに当てはめて考えてみましょう。どんなにデザイン性に優れていても伝えたい情報がスムーズに伝わらなければチラシとしての効果は薄いといえます。
このことから、チラシで最も大切なことは『わかりやすさ』です。わかりやすさが前面に押し出たデザインがチラシにおける機能美といえます。
以上なようなアプローチで考えるとチラシデザインに必要なものが無理なく見えてきます。
最も伝えたい1つか2つをピックアップして強調する
例えばお店のチラシを作成する場合、チラシに載せたい商品が10点あるとします。
この10点の画像を均一に掲載してしまうのは上手くありません。全体として煩雑で目移りしてしまい、上記で解説したようなわかりやすさに欠け、すなわちチラシにおける機能美に反します。
スーパーの広告などで常套手段ですが、最も目玉となる商品を1つか2つ、大きく掲載してそのチラシのメインとしています。
人が見やすいと感じるのはせいぜい1つか2つのピックアップです。10もの商品を同じくらい大々的にピックアップしてもわかりづらいと感じるだけでしょう。
一枚のチラシで大きくピックアップ出来るのはせいぜい1つか2つの商材と考えるべきです。
新聞の折込み広告などで見られるスーパーのチラシの中にはなかなか優れたデザインのものもあれば、そうでないものあります。
チラシデザインで重要な『わかりやすさ』という点を踏まえて、良いデザインのものを自分なりに判断して参考にすると良い勉強になります。
商品や商材を具体的に想像できるように情報を盛り込む
チラシとは詰まるところ、写真や絵と文章で構成された商品情報です。そのためチラシは絵と文字で構成するデザインといえます。
ただのデザインでなく絵や文字でその商品、商材をアピールするのが最大の目的です。
本稿で述べているようにチラシで一番意識するべきは『わかりやすさ』です。そのため文字量が多く情報過多になってしまうのは考えものですが、その商品のことをなるべく詳しく伝えたいというのも切実な問題です。
例えば洋服の場合なら、実物の写真や値段だけでなくサイズや素材も掲載したいところです。出来るだけ詳細に情報を伝え、その商品が具体的に想像出来る、というのが優れた広告効果といえるからです。
詳細の情報を整理してわかりやすく構成するのがチラシデザイン
チラシで集客する、ということはその商品を実際には見ずにお客さんをお店まで来る気にさせる、ということです。
このように、出来る限り詳細な情報をいかに簡潔に見やすい構成でデザインするか、これがチラシデザインの作る際のコツといえます。
チラシの商品を幅広くご用意しています。
ウェブプレスでは、チラシ印刷の商品も幅広く取り揃えています。
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