印刷に関してのご質問

1 オフセット印刷とはどういったものでしょうか?
商業印刷で最も一般的な印刷方式です。実際に印刷イメージが作られている版と紙が直接触れないのが特徴です。版に付けられたインキを、一度ゴムブランケットなどの中間転写体に転写(offset)した後、紙などの被印刷体に印刷するため、オフセット印刷と呼ばれます。
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2 オフセット枚葉機と輪転機の違いは何ですか?
一般的なオフセット印刷には枚葉印刷と輪転印刷の2種類があります。枚葉機ではカットされた紙を使用して印刷を行います。輪転機は大量枚数の印刷に特化しており、ロール紙を使用します。
弊社では商品に合わせて輪転機または枚葉機で印刷しております。
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3 フルカラー印刷とはどういった印刷でしょうか?
フルカラー印刷とは、CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色のインクで印刷されたものを指します。一般的なカラー印刷です。カラー写真やイラストもきれいに表現できます。
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4 モノクロ刷色とはどういった印刷でしょうか?
モノクロ印刷はブラック(K)1色を使用した白黒印刷です。
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5 CTPという言葉を耳にしますが、何ですか?
CTPとは、「Computer to Plate」の略で、フィルム出力を省き、パソコン上のデータを直接印刷用刷版に焼き付け出力することをいいます。 CTPは原稿データから直接印刷版を出力するため、写真製版に必要な機材や設備のほとんどが不要になり、設備投資やランニングコストの大幅な低減につながりました。そして、時間とコストの削減・製品の品質上昇が実現し、より高品質で安価な商品をお客様に提供することが可能となりました。
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6 特色(金・銀・蛍光色など)印刷はできますか?
申し訳ございませんが、弊社では特色印刷は対応しておりません。プロセスカラー(CMYK)4色によるフルカラー印刷となります。
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7 紙の種類ってどのようなものがありますか?
様々な種類に分類することができますが、弊社で特によく利用される用紙をご紹介しますと、「コート紙」「マット紙」「上質紙」の3種類です。その中でも厚みで違いがあります。
「コート紙」
印刷用紙のうち、原紙の表面をコーティングすることによって、印刷面・白紙面ともに光沢がある紙です。紙面に対して写真が入る面積の大きいチラシやポスター等に多く使用されます。
「マット紙」
印刷面は光沢があり白紙面には光沢のない紙です。艶のないように見えます。写真情報と文字情報が並列するカタログや写真を浮かび上がらせたい雰囲気や、イメージを重視した印刷物に使用されます。
「上質紙」
化学パルプ配合率が100%の洋紙を指します。主な用途は雑誌・チラシ・事務用伝票・メモ帳・ノート・原稿用紙などの印刷用途です。厚手のものは郵便葉書や名刺などにも用いられます。

※厚みに関してですが、チラシの厚手タイプを使用されますと、上質感を訴求できますが、紙が厚くなる分印刷コストも上昇します。そのため、チラシの内容・目的と厚手にすることによるコストの増加を十分検討された上、お選びください。
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8 4色ではなく、2色や3色の印刷は出来ますか?
可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
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9 4c/0c、4c/1c、4c/4cとは何ですか?
印刷物の色数を指しています。4cとはシアン(C)・マゼンダ(M)・イエロー(Y)・ブラック(K)のことです。
この4色でフルカラー印刷になります。0cとは、通常は印刷しないことを意味します。
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10 紙目(紙の繊維が向いている方向)は指定できるのでしょうか?
申し訳ございませんが、ご指定いただくことはできません。
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11 家庭用プリンターの印刷機と御社の印刷では何が違うのですか?
家庭用プリンタと商業印刷とでは、紙やインキや印刷方式が異なります。したがって、同じデータで印刷しても色の再現・仕上がりが異なります。
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12 モアレとは何ですか?
規則正しい繰り返し模様を複数重ね合わせた時に、それらの周期のずれにより視覚的に発生する縞模様のことです。
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13 袋断裁とは何ですか。
袋断裁とは、印刷面の周囲8mmほどに白い余白が付いたものをいいます。輪転機で印刷しますと白い余白がつきます。化粧断裁と違い印刷機を止めずに断裁しますので納期が短く低コストになります。新聞折込されているチラシは大部数で短納期を要求されるので輪転機を使用するのが一般的で、折込チラシ等では標準の仕様となります。
化粧断裁とは、袋断裁に付いている白フチ部分を四辺ともに断ち落としたものです。仕上がりは、コピー用紙と同じ規格のサイズになり四方の白の余白がありません。しかし、余白のない分新聞に折り込んだ時に他の折込チラシとフチの無い分埋没する恐れがあります。袋断裁に比べて一工程増えますので時間と費用が少し掛かります。イベントチラシ・ポスターなど短時間で大量消費されるチラシに比べて比較的長い時間使用される物やビジュアル要素が強いものに使用されることが多いです。
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14 スクリーン線数はどのくらいですか。
チラシをはじめ、パンフレット、ハガキなどほとんどの印刷物は175線またはそれ以上の線数で表現しています。
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15 送付したカンプ(プリンタ出力)と同じ色味で印刷はできますか。
データ入稿時にプリンタによる出力見本であるカンプを送付していただく場合がありますが、主に①「データ不備はないか」「色化けすることはないか」、②お客様と弊社のPC環境で違った出力結果が出ないか等のチェックを行うために使用します。カンプとデータの色が異なる場合は、データを優先して印刷しておりますが、大きく異なる場合はご連絡差し上げます。なお、ご確認いただいた上で、データ修正の必要があれば再入稿となります。
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16 裏抜け(裏に透けてみえてしまう現象)しないか心配です。
用紙の厚み・種類、デザインの濃さや印刷物の見方などにより見え方(透け具合)は異なりますが、一般的には「薄い紙」ほど透けて見えやすくなります。 ご不安な場合には、資料請求していただきサンプル紙を事前にご確認いただいたり、デザインの濃度を薄めにしていただくことをお薦めします。
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