データに関してのご質問
- 1 完全データとはどういう意味ですか?
- 完全データとは、弊社にて修正の必要がない印刷に適した完成されたデータの事です。
- 2 データ入稿は可能ですか?
- はい。データ入稿をお願いしております。
- 3 入稿時に必要なものは何ですか?
- 出力用データ(作成したデータ、貼り込み画像等必要なデータの入れ忘れにご注意ください。)、弊社確認用データ(スクリーンショット)が必要となります。配送での入稿の場合には、弊社確認用データの代わりとして、プリントアウトされたものでもかまいません。(両方は入れないでください。)
- 4 データ入稿の方法を教えてください。
- 必要なデータは下記の通りです。
1.注文商品のドキュメント本体(商品ごとのテンプレートをご利用ください)
2.使用されたリンク画像データ
3.出力見本もしくは注文商品のドキュメントのスクリーンショット(データチェック用)
上記のファイルをひとつのフォルダに入れてください。これを圧縮ソフトで圧縮して弊社指定の入稿方法でデータをお送りください(詳しくはこちらをご覧ください)。
弊社へ入稿する方法は、「Eメールでファイル添付しての送信」「WEB入稿」「FTP入稿」「弊社への配達での入稿」の4つのパターンがあります(詳しくはこちらをご覧ください)。
- 5 データ作成時に注意するポイントはありますか?
- データ入稿についてのページ・テクニカルガイドについてのページをご覧いただき、注意事項をご確認ください。
- 6 入稿時のチェックポイントを教えてください。
- 詳細は入稿方法のページ・テクニカルガイドのページをご覧になってくださいませ。重要なチェックポイントを挙げますと、
1.リンク画像などのデータが揃っていますか?
2.サイズは正確に作成されていますか?トンボ・塗り足しは作成されていますか?
3.(Illustratorの生データ入稿の場合)フォントは全てアウトライン化されていますか?
4.(Officeの生データ入稿の場合)弊社環境にあるフォントを使用していますか?
5. (印刷用PDF/プリンタファイル入稿の場合)正しい設定で作成されていますか?
6.4色刷り面はCMYKで、1色面はグレースケールで作成されていますか?
7.保存形式は適した形式になっていますか?
8.画像の解像度は適切になっていますか?
の8つです。
- 7 休業日に入稿してもかまいませんか?
- 入稿していただくことは可能です。ただし、データ入稿の確認は翌営業日となりますので、受注確定日・納期の計算に注意してください。詳しくは、こちらをご覧ください。
- 8 入稿データのチェックとは何をチェックするんですか?
- 弊社ではご入稿頂いた全てのデータをチェック致します。ただし、あくまでデータが印刷可能であるかを確認する為の確認ですので、文字やレイアウト・デザインに関する内容は対象外となります。
- 9 こちらで入稿したデータに不備があった場合は修正してもらえるのですか?
- 弊社では完全データでのご入稿をお願いいたしております。お預りいただいたデータが印刷可能かどうかを確認させていただいております。データチェックで不備が見つかった場合、お客様に修正していただき、再度入稿していただくことになります。再入稿となりますと、当初の納期から遅れが生じてしまいますので、必ずデータをテクニカルガイド等で完全データであることをご確認いただいた後に入稿ください。
- 10 入稿後に間違えを見つけました、変更はできますか?
- 注文確定するまでは変更をお受けいたします。ただし、注文確定後に差し替える場合は、別途料金が必要です。
- 11 データが再入稿になったら納期はどうなるのですか?
- 再入稿いただいた日を「受付日」といたしますので、場合によっては納期は遅くなってしまう可能性がございます。極力ご対応させていただきますが事前のデータチェックをお願いします。
- 12 よくあるデータトラブルはどんなものがあるのでしょうか?
- 1.サイズが間違っている。
圧倒的に多いのがサイズの間違いです。
特に、B判袋断裁の場合は規格の場合とサイズが異なります。
テンプレートをご用意しておりますので、ダウンロードしてご利用ください。
2.アウトライン化されていないフォントが残っている
3.配置画像が添付されていない
4.画像やオブジェクトの色がCMYKではなく、RGBで指定されている。
5.入稿データに最終入稿以外のデータが多く、最終入稿データがよくわからない
6.スクリーンショット(弊社確認用データ)が入っていない
などがよくあるデータトラブルです。
- 13 他社で作ったデータを持っているのですが、これで印刷はできますか?
- データが完全データ入稿であればもちろん可能です。
- 14 データはないのですが、過去に作成したチラシをそのまま印刷して欲しいのですが、できますか?
- はい、可能です。
スキャンを行い、印刷を行いますのでなるべく折れ目や汚れのないキレイなものを2~3部お送りください。(なければ1部でも可)
ただし、現行のチラシのデザイン・写真の状態等により、対応できない場合もございますので、ご了承ください。また、著作権等の権利を侵害しないかご確認の上、ご注文お願いいたします。
- 15 データ入稿した後は何をすればいいのでしょうか?
- データの入稿が弊社で確認された後、E-mailでお知らせいたします。
1営業日以内に入稿確認メールが届かない場合は弊社にデータが届いていない可能性がございますのでご連絡ください。なお、メディア入稿の場合は、弊社に届くまで数日要すことがございます。その場合お送りいただいたデータが弊社まで届いているかお手数ですがご連絡お願いします。
- 16 デザイン校正・データ制作作業は自分で行おうと考えています。そのまま印刷してもらえる状態での原稿・データを入稿したいのですが、どのような入稿形態がありますか?
- 「Illustrator・Photoshop・InDesign等のDTPソフトによるDTP完全データ入稿」
「Word・Excel等のOfficeソフトによるデータ入稿」
「プリントアウト等、紙原稿支給による入稿」
の3種類があります。
お客様のお好きな方法をお選びいただけます。入稿形態によっては留意点や特徴がございますので、それぞれテクニカルガイドをご覧いただき、把握の上、入稿形態のご選択をお願いいたします。
- 17 以前刷ったものを増刷したいとき、同じ版を使ってもらえますか?
- データは商品発送後、一定期間経過後に消去いたします。増刷の場合、データが残っている場合には以前のデータを利用させていただきますが、データが消去されている場合には改めてデータ入稿をお願いいたします。まずは弊社までお問い合わせください。
- 18 メディア入稿をしようと考えていますが、保存するメディアは何を使用すればいいですか?
- MO(640MB以下)/CD-R/DVD-R/FDなどをご利用ください。
- 19 ファイル名は何をつけてもいいですか?
- ファイル名によっては、文字化けや異機種間のデータトラブルが起こる場合もございます。PCの環境の違いで次のような点に注意してデータをご入稿ください。
次のような点に注意してデータをご入稿ください。
1.ファイル名には拡張子をつけてください。
2.機種に依存している文字は使用しないでください。
カナ、スペース、¥#”%&()/:;?^~’‘|*<>「」などはフォルダ名、ファイル名には使用しないでください。
- 20 入稿用データの保存の仕方はどうすればいいですか?
- 1デザインにつき1つのフォルダをご用意ください。そのフォルダの中に関連ファイルをまとめて保存してください。
リンク画像がある場合は必ずデザインデータと同じ階層においてください。
また、デザインデータの確認作業を円滑に進めるため、不要なデータや不要なレイヤーは削除をお願いします。
複数の入稿があるときは1つのメディアに複数のフォルダを作って保存してください。
- 21 圧縮する際に形式は何でもいいのでしょうか?
- 圧縮形式は「Sit」「Zip」のいずれかでお願いします。
- 22 スクリーンショットの撮り方がよくわかりません。。
- まず、レイアウト全体が表示されるように画面の倍率・ツールバーやパレットの位置を調節してください。
そして、スクリーンショットを撮影してください。
データの保存先ですが、MacintoshとWindowsでは保存先が異なります。
1.Macintoshの場合
OS9なら、起動ディスク内の最上層に「スクリーン1」、OSXの場合はデスクトップに「ピクチャ1」というファイル名で保存されています。適当な名前に付け直してください。
2.Windowsの場合
スタート>プログラム>アクセサリ>「ペイント」を起動してください。(Photoshopでもかまいません)。新規作成した画面に「貼り付け」たものを適当な名前を付け保存してください。
詳しくはこちらをご覧ください。
- 23 携帯電話で撮影した画像を使いたいのですが、使用できますか?
- 使用可能ですが、解像度が低い場合は、画像がきれいに仕上がらない場合がございます。
印刷するためには画像をCMYKカラーに変更する必要がありますので、ご注意ください。
- 24 デジタルカメラの画像を使いたいのですが、使用できますか?
- 使用可能ですが、解像度が低い場合は、画像がきれいに仕上がらない場合がございます。
印刷するためには画像をCMYKカラーに変更する必要がありますので、ご注意ください。
- 25 インターネット上の画像を使いたいのですが、使用できますか?
- 解像度が低く(72dpi)なるため印刷にはオススメしません。印刷用の画像での入稿をオススメします。また、フリー素材等の使用ですと問題はございませんが、著作権を有する画像もありますので、ご使用の際には十分ご注意ください。
- 26 Illustratorの保存形式は何ですか?
- EPS形式での保存でお願いします。くわしくはこちらをご覧ください。
- 27 PDFデータでの入稿はできますか?
- はい、可能です。PDFの入稿に関しましては、テクニカルガイドより各アプリケーションの作成方法をご確認ください。
- 28 アウトラインの方法がよくわかりません。
- レイヤー、オブジェクトの全てのロックを外します。 その後、すべてを選択(Ctrl+A)→アウトラインを作成(Ctrl+Shift+O)で文字のアウトライン作成は完了です。
また、MacOSの場合は、すべてを選択(コマンド+A)→アウトラインを作成(コマンド+Shift+O) 『すべてを選択』するときに文字以外のオブジェクトを選択していても問題ありません。 なお、アウトライン作成後はアウトラインの文字の編集はできませんので、アウトライン化の前にデータのバックアップをオススメいたします。
- 29 なぜアウトラインが必要なのですか?
- もし弊社にないフォントで、アウトラインをされずにご入稿いただきますと全く違うフォントに置き換わってしまうからです。アウトラインをされますと、ご使用のフォントでの印刷が可能になります。必ずアウトラインをかけてご入稿いただきますようお願いいたします。
- 30 解像度が低い場合、画像の解像度は上げられますか?
-
解像度は下げることはできますが、上げることは不可能です。
(厳密に言えば、解像度を疑似的に上げることは可能ですが、品質は良くならないということになります)
データは原寸サイズで解像度300〜350dpiになるように作成をお願いします。
- 31 トンボ(トリムマーク)の付け方が分からないのですが?
- トンボマークをつけるには、まず、印刷物のサイズを長方形で指定します。そして、「フィルタ」→「クリエイト」→「トリムマーク」を選択します。この時、長方形ツールの塗りと線はそのままにしておくと印刷物に反映されますので、消しておいてください。
- 32 Photoshopデータの保存時に気をつける点は何ですか?
- Photoshop EPS形式(.eps)での保存をお願いします。また、保存の際は、画像を統合して余分なパスやアルファチャンネルを削除してください。
ただ、EPS形式では扱えない透明の背景などを使用している場合のみPhotoshop形式(.psd)で保存してください。そのときも画像は統合してパスやアルファチャンネルなどは削除してください。
- 33 Photoshop保存時のEPSオプションの設定はどうしたらいいですか?
- 【プレビュー】 ご自由にお選びください。
【エンコーディング】JPEG - 最高画質(低圧縮率)
ハーフトーンスクリーンを含める:オフ
トランスファ関数を含める:オフ
ポストスクリプトカラーマネジメント:オフ
ベクトルデータを含める:オフ 画像補間形式:オフ
※チェックが入っていた場合、画像の色味が変化して出力されることがありますのでご注意ください。
- 34 拡張子とは何ですか?
- ファイル名のうち、【.】(ピリオド)で区切られた一番右側の部分のことをいいます。
拡張子とアプリケーションには関連付けが存在するため、それぞれの拡張子によってどのアプリケーションのファイルかを判断します。
※入稿用データには必ず拡張子を付けてください。
※Macintoshでは、拡張子はファイルそのものの中に含まれていますので、一般的には表示されていません。作成アプリケーションが認識しやすいようにファイル名に拡張子をつけていただけますようお願いいたします。
次に拡張子の表示の仕方を説明しています。
1.Windowにおける拡張子の表示の仕方
- [スタート]-[コントロールパネル]-[フォルダオプション]を選択します。
[フォルダオプション]ダイアログから[表示]に切り替えてください。
- 詳細設定[すべてのファイルとフォルダを表示する]にチェックを入れる。
- 詳細設定[登録されているファイルの拡張子は表示しない]のチェックを外す。
- [OK]を押す
これで表示されます。
2.Mac OS Xにおける拡張子の表示の仕方
- [情報を見る]ウィンドウ操作から各ファイルの[拡張子を隠す]のチェックを外す。
メニューバーの[Finder]から[環境設定]をクリック。
- [詳細]をクリックし、[すべてのファイル拡張子を表示する]にチェックを入れる。
これで表示されます。
- 35 Illustratorデータの保存時の注意事項は何ですか?
- 作成されたバージョンでの保存をお願いします。(例。Illustrator10で作成された場合、バージョン10で保存してください。)下位バージョンで保存されますと画像が抜けるなどの問題が起こる可能性があります。
- 36 パソコンはWindowsで、ソフトはOffice系を使っていますが、印刷注文はできるのでしょうか?
- はい、可能です。
Officeなどで作られたデータを印刷するためには、オフセット印刷に適したデータに変換する必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
- 37 Officeデータでの入稿の場合、納期はどうなるのでしょうか?
- 入稿データから印刷用のデータへの変換を行う為、お客様の校正が必要となりますので、納期が1営業日追加されます。詳しくはこちらをご覧ください。
- 38 Officeデータの作成時の注意事項はありますか?
- 作成時のページ設定や配置画像についてなどの注意点がございます。テクニカルガイド、officeでの入稿のページをご覧ください。
- 39 InDesignの入稿用データ形式は何ですか?
- 書き出したPDF(フォントを埋め込んだ)データのみの対応とさせていだきます。
- 40 どんなアプリケーションに対応していますか?
- Illustrator・Photoshop・InDesign・Word・Excelに対応しています。詳しくはこちらをご覧ください。
- 41 Illustrator・Photoshopのバージョンはどのくらいがいいのでしょうか?
- Illustratorは2022までのバージョンにおいて入稿可能です。
Photoshopは2022までのバージョンにおいて入稿可能です。
ただ、Adobe 2023以降の新機能については対応未確認の為、印刷に影響が出る可能性がございます。申し訳ありませんが、2023をご利用してのダウングレードでの入稿の際には、新機能のご使用はお控えいただきますようにお願い致します。
- 42 対応しているフォントについて教えてください。
- データ入稿の場合、基本的に弊社ではフォントは一切ご用意しておりません。入稿時には必ず全ての文字に対してアウトラインをかけてご入稿いただくようお願いします。
また例外として、Officeデータ入稿の場合は弊社対応フォントがございますのでそちらをご覧ください。
- 43 A4サイズのデータを作成している場合、塗り足しやトンボを付けたらA4サイズより大きなサイズになってしまいます。この場合は、B4サイズやA3サイズで注文しないといけませんか?
- 仕上がりサイズがA4の場合は、A4サイズでご注文ください。商品ラインアップにあるサイズ表示は、すべて仕上がりサイズでの大きさを表しています。
- 44 情報漏洩しないか心配です。データの機密性は守られていますか?
- 入稿していただいたデータは、機密保持のため、外部からアクセスできないサーバーにて一元管理しております。印刷が済んだデータは、商品発送後一定期間を過ぎますとサーバー上から破棄させていただきます。メディアでご入稿いただいたお客様には、商品に同梱でメディアを返却いたします。
- 45 濃度オーバーとはどういう状態をいうのですか?
- 掛け合わせの濃度があまりに濃すぎると、大量のインキが使われることによって乾きが悪くなり、重なった別の紙にインキが写ってしまう場合があります。これを濃度オーバーといいます。
100%の黒をスミベタ、対してスミベタにCMYをそれぞれ40%程度足した黒をリッチブラックと言います。同じ黒ですが、一般的にはリッチブラックの方が締まりのある黒に仕上がると言われます。仕上がりをよくしたいという目的からリッチブラックを使われる場合は、C+M+Y+Kの総量が250%以下となるようご指定ください。これ以上の極端に濃い濃度(たとえばCMYKすべて100%など)はご使用にならないようお願いします。
具体的には掛け合わせの合計が、コート紙なら280%以内に、マットコート紙なら260%以内に収まるように作成してください。また、入稿データにコート紙280%以上・マットコート紙260%以上の色が使用されている場合、弊社判断にて色調整をさせていただくことがございます。この色調整により印刷物全体の色合いが多少変化することもござますが、裏移りを防ぐための処理ですのであらかじめご了承ください。
- 46 グレースケールとは何ですか?
- グレースケールとは、コンピュータ上での色の表現方法の一つです。画像を白から黒までの明暗だけで表現し、色の情報は含まない「モノクロ」のことです。明るさだけを表現し、色情報を含んでいないためカラー画像からグレースケールへの変換は可能ですが、逆にグレースケールの画像からカラー画像へ変換することはできません。
- 47 RGBとCMYKは何が違うのですか?
- RGBは色の3原色には光の三原色(RGB)と色料の3原色(CMY)があります。光の3原色であるR(赤)・G(緑)・B(青)は混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくため『加法混色』と言われています。
CMYKの場合は、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック)の4原色から成立しています。逆に色料の3原色のシアン(C)・マゼンダ(M)・イエロー(Y)をどんどん混ぜていくと理論上『黒色』・・・となるため『減法混色』と言われています。
そのため、フルカラー印刷のことを4色(4C)印刷と呼んだりもします。これらの4原色のインキを掛け合わせて刷り重ねるとさまざまな中間色が得られます。
このようにRGBとCMYKでは色の表現の仕方が異なるため、再現できる色の領域も異なってきます。そこで、RGBでは再現可能であってもCMYKでは再現できない領域がでてきます。そのためRGBで作成されたデータを印刷すると、再現できない領域が別の色(CMYKでの近似色)に置き換えられ、全体的にくすんだ色味に仕上がります。つまり、 RGBで作成したデータを完全にCMYKで再現することはできませんので、印刷データはリンク画像も含め必ずCMYKモードで作成ください。
- 48 機種依存文字とは何ですか?
- パソコンの機種によって読める場合、読めない場合がある文字のことです。パソコンによっては文字化けが起こる可能性がありますので、使用にはご注意ください。