ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。
テーマ:タブロイド新聞について【全3話】
【02】タブロイド新聞の活用方法
タブロイド新聞というと、センセーショナルなゴシップ記事を専門的に扱う大衆新聞という報道スタイルの形と捉えている人も多いと思いますが、本当の意味はタブロイド判という新聞の判型の一つ、つまり用紙サイズの規格のことです。
誕生したのはイギリスであり、日本のタブロイド判とは大きさが微妙に違いますが、一般的な新聞紙のサイズであるブランケット判の半分の大きさです。日本では夕刊フジや日刊ゲンダイ、フジサンケイビジネスアイ等が代表的なタブロイド新聞であり、ゴシップ系の記事内容のものが多いためにそういった報道スタイルを指す言葉と思われがちです。これは本家のイギリスでもアメリカでも同様の傾向にあります。
タブロイドスタイルのチラシ作成
タブロイド判はあくまで新聞のサイズの定義であり、入稿スタイルともいえます。そのためタブロイド規格でチラシなどを作成して印刷業者に入稿することが可能であり、タブロイド新聞のようなチラシを作成することも可能です。
タブロイド判は1ページが縦406mm×横273mmです。開いた状態だと縦406×横546mmとなり、この用紙を二つ折りにした状態で作成します。この406×546mmサイズの用紙を2枚重ねて半分に折れば8ページのタブロイド判が完成します。
タブロイド判でチラシを作成するメリット
本来は一枚の紙であるチラシをタブロイド判にすることで二つ折りの新聞形式となり、読む人には新聞っぽい=情報量が多いというイメージ戦略を仕掛けることが出来ます。
【チラシ】よりも【新聞】のほうが媒体としての信頼性の高さに差があり、いわゆる新聞のほうが多くの人はスペシャル感を感じるものです。単純な理屈かもしれませんが、広告を打つ時は良くも悪くも第一印象のイメージが成否を大きく左右する要素になり得ます。
またタブロイド判は二つ折りになっているため見開けば広い紙面となります。印面の編集も1ページ分だったり見開きで大きく見せたりといろいろと変化に富んだ編集が可能となります。
いわゆる紙一枚のチラシではなく、本タイプにしたい場合は小冊子形式のチラシもありますが、多くの場合はタブロイド判での印刷のほうが費用は安く済みます。
以上のようにタブロイド判での印刷はチラシ作成等の活用方法があります。ちょっと変わったチラシを作成したいという場合には、タブロイド判型のチラシを検討してみてはいかがでしょうか。
タブロイド新聞の商品もご用意しています。
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