ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。
テーマ:印刷物の加工について
挟み込みについて
タブロイド新聞を含む新聞型製本等の、ページ物の冊子印刷を当社で行う際、行われている加工が「挟み込み」という加工になります。※中綴じ冊子等はこちらに含まれません。
今回は挟み込みについてご説明いたします。
挟み込みとは
当社の人気商品であるタブロイド新聞を含む新聞型製本印刷ですが、実は当社単体で作成できる商品は2P・4P・8Pの3種類のみであることはあまり知られていません。
ではそれ以外の商品はと言うと、「挟み込み」という作業を行ってその他のページを作成しているわけです。
挟み込みとは、2P・4P・8Pの3種類を組み合わせて任意のページ数の冊子を作る作業で、当社では熟練した作業員様のいらっしゃる加工業者様にお願いをしています。
そちらでは手作業にてご注文頂いた商品の挟み込み作業を行って頂いております。手作業での加工を経て作成させて頂く為、通常ラインナップでは5,000部までのご用意とさせて頂いております。※一部3,000部が上限の商品もございます。
何故2P・4P・8Pしか作成する事が出来ないのか
当社の所有しております印刷機で印刷できる最大のサイズが四つ折り状態仕上げのD2サイズとなっており、そちらを一方裁ちして8Pを作成しております。
これ以上のサイズを作成する事が出来ない為、8Pが最大のページ数となるわけです。
4Pに関しては8Pと基本的な作り方は同じで、機械上の設定でそれを2枚に分ける工程を踏んでいるわけです。
2Pは8P状態で印刷して袋になっている2方を裁ち落としてD2状態の1枚につき4枚の2Pを作る事ができます。
当社単体で作成できるページ数が2P・4P・8Pしか無い理由は上記のように印刷機の仕様的な理由となります。
では数万部・数十万部の対応は不可なのか
そんなことはございません。
当社には日本各地に協力会社様がいらっしゃいまして、当社で対応が難しい仕様・部数のご対応をお願いする事が可能となっております。
ですので、5,000部以上をお求めの場合もお気軽にご相談ください。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
新聞型製本印刷の「挟み込み」についてご理解頂けましたでしょうか。
当社では多彩なサイズ・ページ数の商品をご用意しておりますし、「こういった商品は無いの?」「こんなものは作れる?」等、規格外の商品に関しましてもお客様のご期待に応える為、精一杯努力をさせて頂きます。
まずはお見積りフォームからお気軽にお問合せくださいませ。