ハードウエア
[はーどうえあ]
コンピューター本体や周辺機器など、記憶装置・入出力装置の総称。
ハイライト
[はいらいと]
画像内で、明るく濃度の低い部分をいう。
箔押し
[はくおし]
紙などに、金箔や銀箔を加熱した金版で加圧して、文字や絵柄を型押しすること。
貼込み
[はりこみ]
製本工程で、別の種類のページを貼り合わせること。
バッチ処理
[ばっちしょり]
コンピューターで、一定期間あるいは一定量のデータを集めて、処理を一括して行うこと。
端物
[はもの]
ハガキ、ポスター、チラシなど、ページを構成しない印刷物のこと。
針(横針)
[はり]
印刷機で、用紙の横方向の位置を合わせる装置のこと。
判型
[はんがた]
書籍、雑誌、ポスターなど印刷物の仕上がり寸法や、用紙サイズのこと。
反射原稿
[はんしゃげんこう]
用紙にプリントした写真やイラスト、絵などのように、原稿に光が当たった時の反射光で画像が認識される原稿のこと。主に、スキャナで原稿を読み取る時に使用される用語。
版面
[はんづら]
レイアウトをする際に、本文や画像を入れる基本範囲のこと。
ヒートセットインキ
[ひーとせっといんき]
オフセット印刷の多色刷りや、凸版の高速印刷に使用され、印刷後、電熱や赤外線などで加熱し乾燥させる速乾性の印刷インキのこと。
非画線部
[ひがせんぶ]
製版や印刷の際に使用する版のうち、インキが付着しない部分を指す。例えば平版印刷では、浸し水を利用して非画線部を作る。凸版印刷では、凸部分にのみインキを付着させて非画線部を作る。このように、印刷方式によって非画線部を作る方法が異なる。
光ディスク
[ひかりでぃすく]
CDやDVDなど、レーザー光を利用して、データの記録や読み出しをする記憶媒体のこと。
PP張り
[ぴーぴーばり]
紙の表面にポリプロピレンを貼って、光沢を出したり、耐久性を強くする加工のこと。
ビジネスフォーム
[びじねすふぉーむ]
手書き用・コンピューター処理用の帳票や伝票などの総称。
ピクセル
[ぴくせる]
デジタル画像を構成している色の異なる点の構成単位のこと。
ビット
[びっと]
ほとんどのコンピュータが取り扱うデータの最小単位。binary digitの略。
ビットマップ
[びっとまっぷ]
コンピューターで画像や文字を表示するときに、色がついた点の集合で表現する方式のこと。
ビニール引き
[びにーるびき]
紙の表面加工の一つで、印刷物に光沢や耐水性を与えるために、ビニール樹脂を塗ること。
平網
[ひらあみ]
一定の濃度の網点が均一に並んでいる状態のこと。または、図形や罫線などを、一定の濃度の網点で均一に塗りつぶした平面のこと。
平台印刷機
[ひらだいいんさつき]
平らな版を円筒形の圧胴に巻きつけて印刷する機械のこと。
ピンホール
[ぴんほーる]
紙粉やゴミが原因で、印刷面に発生した微細な白い点のこと。
ファンクションキー
[ふぁんくしょんきー]
パソコンのキーボードに配置されているキーのうち、最上段にある「F1」~「F12」のキーを指す。ヘルプ表示やブラウザの更新、カタカナへの変換、全角アルファベットへの変換など、特別な機能や動作が割り当てられている。ソフトウェアによって、独自の機能が割り振られていることもある。
フォーム印刷
[ふぉーむいんさつ]
プリンタで連続して出力できる伝票を印刷する機械で、穴あけ、ナンバリング、ミシン入れなどの加工を印刷と同時に行う印刷のこと。
フォント
[ふぉんと]
本来、同じサイズ、同じ書体の活字一組を指していたが、現在は画面や紙面に表示されている書体のことをいう。
袋
[ふくろ]
書籍の製本において折丁を作った時に、天もしくは地にできる袋のこと。最終的に断裁される。一般的に、左開きの書籍は天に、右開きの書籍は地に袋が来るように折る。天と地に袋が来るよう面付けされた状態を、それぞれ「天袋」「地袋」と呼ぶ。
ブラウザ
[ぶらうざ]
パソコンやスマートフォンでWebページを閲覧するためのソフトウェア。有名なブラウザには、Googleが開発したChromeや、マイクロソフト社のInternet Explorerなどがある。
プリプレス
[ぷりぷれす]
企画、デザイン、組版、製版など、印刷の前工程のこと。
プルダウン・メニュー
[ぷるだうん・めにゅー]
コンピュータの操作画面で、メニューのタイトル部分をクリッすると、選択項目の一覧が垂れ下がって表示され、そこから選択する方式のこと。
プレートセッター
[ぷれーとせったー]
コンピュータからデータを送って、直接版を出力する製版装置のこと。CTP機のこと。
フレキソ印刷
[ふれきそいんさつ]
凸版印刷方式の一種で、柔軟性を持った樹脂やゴム凸版を使用する。ダンボールや紙容器、フィルム袋など幅広く用いられている。
プレスコート
[ぷれすこーと]
印刷物の表面に鏡面のような光沢を出す加工で、パッケージに多く用いられている。
プロセスインキ
[ぷろせすいんき]
カラー印刷における基本原色のシアン(藍)、マゼンタ(紅)、イエロー(黄)にブラック(黒)を加えた4色を組み合わせて、すべての色を表現する印刷用インキのこと。
ブロッキング
[ぶろっきんぐ]
印刷後の印刷用紙にインキが付着して、紙同士がくっついてしまう現象。インキが乾く前の印刷用紙を積み重ねた場合に発生する。無理にはがすと、印刷面がはがれてしまったり、紙が破れてしまったりする。表面が滑らかな印刷用紙で起こりやすい。
プロパティ
[ぷろぱてぃ]
コンピュータにおいて、ファイルやソフトなどの設定や性質に関する情報のこと。
平版印刷
[へいはんいんさつ]
版は平面状にインキがのる部分と、のらない部分とで形成され、版面に水をつけて、印刷されない部分にインキが付かないよう保護して印刷する方式。現在、最も多く用いられている。
平版印刷機
[へいはんいんさつき]
平版を用いて印刷する機械の総称。オフセット印刷機。
ページ割り
[ぺーじわり]
原稿の記事や内容により、ページ数や、どのページに原稿を配置するか決めること。
ベタ
[べた]
印刷の濃淡は大小の点で表現しており、点が全くなく全面にインキがつく状態のことをいう。
ベタ組
[べたぐみ]
文字と文字の間、行と行の間を詰めたり、空けたりせずに版を組むこと。ひらがなやカタカナが続くと字間が空いているように、漢字が続くと字間が詰まっているように見える。
別丁
[べっちょう]
書籍や雑誌で、本文とは別に印刷して綴じこむ印刷物のこと。口絵、扉などのことで、一般的に本文と違う用紙に印刷する。
ペラ
[ぺら]
ポスターやチラシなど、ページを構成していない印刷物のこと。
ペラ丁合い
[ぺらちょうあい]
製本工程の一つで、折っていない印刷用紙をページ順にまとめること。事務用製本やカレンダーに用いられる。
棒打ち
[ぼううち]
組版で、文字の大きさ、書体、字間などを設定して、レイアウトを考えずに文字を流し込むこと。レイアウトが間に合わない場合など、文字を確認するために行う。
ポジフィルム
[ぽじふぃるむ]
被写体が肉眼で見たものと同じ明暗で写っているフィルムのこと。
保存版
[ほぞんばん]
一度使用した版を再度使用するために、インキを除去して、アラビアゴムの水溶液を版面に薄く塗り、乾燥させて保存する版のこと。
本掛け
[ほんがけ]
書籍や雑誌などの印刷において、表の版と裏の版をそれぞれ一枚の用紙に印刷する場合、折丁ごとに表の版と裏の版を別々に付け合わせて、印刷後に表と裏のページ順が正しく並ぶようにする面付けの方法。
本機校正
[ほんきこうせい]
実際の印刷で使う印刷機、印刷用紙、インキで印刷し、色や仕上がり状態の確認をすること。
本紙
[ほんし]
書籍などを本刷りする時に使用する、正式な印刷用紙のこと。また、この本紙を使った印刷物と元の原稿とを比較して、誤りや不備がないことを確認する作業を「本紙校正」と呼ぶ。本紙校正は、より本刷りに近い仕上がりで、印刷物と元の原稿とを比較するために行われる。