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ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。
テーマ:デザインのコツについて
【6】目を引くタイトルや見出し
前回でも少し触れましたが、チラシやDMなどのタイトル的な部分は内容を理解してもらうというよりは『目を引いてもらえる』デザインを意識しましょう。
様々なチラシやDMが届く中で、詳しいところまで見てもらえるかどうかはタイトルや見出し部分のパッと見のインパクトで判断されます。
なので、タイトルや見出し部分では内容を全て伝えようと思わなくていいです。重要なポイントに目が留まるように情報量などを意識してデザインしてみてください。
例えば、文字の一部を隠してしまうような大胆なデザインがあってもいいかもしれません。
じっくり読まれることは少ないタイトルや見出しの部分で、文字に遠慮してしまうデザインよりは、あえて文字を削ってしまってインパクトがあるデザインにした方が効果的なこともあります。
しかし、伝えたいことの内容や雰囲気にあったデザインにすることも大切です。
例に雰囲気の違う2種類のデザインを紹介します。
左は力強さを感じるデザインです。
賑やかな印象や、お得な情報なのかな?といった印象を与えます。
右はシンプルで落ち着いたデザインです。
優しい印象や、クリーンな印象を与えます。
いかがでしょうか?文字や色の使い方などで印象を変えることができますので、与えたい印象や伝えたい内容に合わせたデザインにすることも大切です。
また、見やすいタイトルや見出し部分を作るコツは他にもたくさんあります。
- 情報(文字)を詰め込み過ぎない
- 強調したい文字を大きくする
- 強調したい文字の色を変える
- 文字のコントラスト(強弱)をつける
文字の大きさや強弱に関してはこの画像でいうなら『タイトル』や『インパクト』の大きさを変えています。
目立たせたい文字の大きさや色を変えて他の文字と差をつけると、コントラストが生まれチラシやDMの内容が視覚的に伝わりやすく、目を引いてもらいやすくなります。
この手法でよく他の文字を差をつけられているのは
- 数字
- 固有名詞
- 結論
- キーワード
などが多いです。
チラシやDMなど、身の回りの広告で見つけてみて下さい。
応用編として文字の色を1文字ごとに変えるという方法もあります。
1文字ごとや交互に変えることで楽しい印象になるので、デザインの雰囲気に合わせて試してみて下さい。
ただし、1文字ごとに色を変えると、強調が目立たなくなったり、デザインがうるさくなりがちになったり、色が多過ぎると見にくくなったりするので注意が必要です。