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ウェブプレスの印刷読み物

ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。

テーマ:デザインのコツについて

【4】余白の効果

チラシやDMをデザインをする上で色やフォント、文字組も大切ですが、レイアウト(素材の配置)も重要になってきます。

特に「余白」を上手く活用できると、一気に垢抜けたデザインになります!
今回は余白の効果と使い方を見ていきましょう!

まずは余白がないデザインと、余白を使ったデザインを見比べてみましょう。

左の余白がないデザインは窮屈で垢抜けない印象で、文章が読みづらいです。

一方右の余白を使ったデザインはすっきりと洗礼された印象で、文章も読みやすいです。

このように、余白をうまく使いこなすことによって、伝えたい情報をよりわかりやすく伝えることができ、洗礼された印象も与えることができます。

目立たせたい時こそ余白!


伝えたい情報を目立たせたいとき、文字の色を変えたり、サイズを大きくしたり、太さを変えてみたり…という方法がまず思いつくと思います。
それももちろんアリなのですが、あの情報もこの情報も目出させたい!となってこれらの方法で目立たせた結果、結局何も伝わらないデザインになってしまうことがありませんか?
情報を目立たせる手段は「主張を強くする」だけではありません。こんな時こそ周りに余白を作って「引き算」すると非常に効果的なのです。

情報の整理にも余白!

また、余白を上手く使うことで情報をわけて整理することができます。

上のデザインでは関連性が低い情報なのに素材同士が近かったり、関連性が高いのに素材同士が遠かったりしてしまっていて、受取り側は情報が整理しずらいです。

こちらはその逆で関連が高い情報ほど余白を狭く、関連が低い情報ほど余白を広くとっているので、正しく情報を伝えることができています。

このように余白をしっかり取れば、線や装飾などで区切らなくても情報を整理することができるので、無駄も省け洗礼された印象を与えることが出来ます。

作りたいイメージで余白を変えよう!

いかかでしたか?このように、余白によってデザインの与える印象がガラッと変わります。
特に「高級感」や、「落ち着いた雰囲気」「ゆったりとした印象」のイメージには余白を広めに取るデザインはもってこいです。
高級ホテルや高級ブランドなどの広告が参考になると思います。

逆に、余白を狭くすると、「にぎやか」「インパクトのある」「力強い」といった印象になります。
こちらはスーパーのチラシなどがイメージしやすいのではないでしょうか。

作りたいデザインのイメージに合わせて余白を使い分けるようにしましょう。

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