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ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。
テーマ:タブロイド新聞について【全3話】
【03】タブロイド判のフリーペーパーを作ってみよう
タブロイド判とは最もポピュラーな新聞のサイズであるブランケット判の半分サイズの判型です。タブロイド判を採用している有名紙には夕刊フジや日刊ゲンダイなどがあります。
これは日本を始め、イギリスやアメリカにもいえることですがタブロイド判の新聞は主にゴシップ系の記事を中心に取り扱う場合が多いため、タブロイド=ゴシップ系の新聞とイメージしがちですが、実際は新聞の判型のことです。
2種類あるタブロイド判の規格
タブロイド判はB判とD判の二つの規格があります。
D判は縦406×横273㎜で、B判は縦382×273㎜です。どちらもA4よりも一回り大きいくらいのイメージです。
タブロイド判の新聞はD判、フリーペーパーなどの商業用のチラシなどのタブロイド判はB判と覚えておけばOKです。
これは新聞に使うD判よりもB判のほうが少し小さめのため、新聞の折り込み広告をするのに都合がいいというのが主な理由です。
弊社ではB判の商品は、【新聞型製本B4】という商品名で取り扱っております。
タブロイド判でフリーペーパーを制作するメリット
タブロイド判は二つ折りすることが前提ですが、広げるとA4よりも一回り大きいため、チラシとしてかなり大型で紙面を広々と使うことが出来ます。そのため多くの情報量を詰め込むことが出来たり、また文字や写真を大きめに使いインパクトのある記事にも出来たりと、大きめのサイズ特有の自由度があります。
スポンサー企業の広告掲載にも大きな面積を割けるためにフリーペーパーに向いています。
タブロイド判は冊子のような中綴じは無く、印刷時にはその工程を省くことが出来るためにコストも冊子印刷より少ない価格となります。
印刷を発注する印刷業者にもよりますが、多くの場合はタブロイド判には選べる用紙の種類が多い傾向にあります。ポピュラーな紙はマットコートやコート紙ですが、更に上質な紙や費用を抑えた更紙など、紙質の選択にもある程度こだわることが出来ます。
タブロイド判のサイズはタブレットPCで読むうえで丁度いいとされるサイズの最大の大きさといえます。タブロイド判の倍の大きさとなる新聞サイズのブランケット判ではタブレットPCではやや持て余す大きさかもしれません。
以上の点からフリーペーパーを作成する場合は冊子だけでなくタブロイド判での作成も選択肢に入り、メリットが多くオススメです。フリーペーパーを作成の際には是非検討してみてはいかがでしょうか。
タブロイド新聞の商品もご用意しています。
ウェブプレスでは、タブロイド新聞の商品も数多く取り揃えています。
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