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耐候インキで色褪せに強いポスター印刷を

ポスターや掲示物を作るとき紙やデザインにこだわるのは当然ですが、意外と見落としがちなのがインキの種類です。

今回はその中でも耐候インキについてお話させて頂こうと思います。

耐候インキとは

屋外で長く使う場合はインキの耐久性も大切なポイントです。

ポスターは屋内の日の当たりやすい場所や屋外に掲示する事が多い印刷物なので、日焼けや色褪せが進行しやすい傾向があります。

当社では、そんな用途に最適な【耐候インキ】をご用意しています。耐候インキとは、紫外線に強く、通常のプロセスカラーインキに比べて色褪せしにくい特別なインキのことです。

つまり、長期間掲示しても鮮やかさをできるだけ保ちたいという場合におすすめの選択肢です。

耐候インキの注意点

そんな耐候インキにもいくつか注意点があります。

まず、通常のプロセスカラーインキとは成分が異なるため、色味が若干異なることがあります。鮮やかさや色の出方に微妙な差が出る場合があります。

また、耐候インキを使ったからといって、永遠に色褪せしないわけではありません。掲示場所の直射日光の当たり具合や雨風、湿度などによって、耐候性の効果期間は変わります。

そのため、長期的に色を維持したい場合でも、定期的な掲示物の交換や確認が必要です。

耐候インキの使いどころ

耐候インキのメリットは、やはり「色褪せしにくい」という点に尽きます。

特に屋外イベントの告知ポスターや店頭用の販促物、展示会で使うパネルなど、長期間使用されるポスターにこそ、こうしたインキを選ぶ価値があります。

耐候インキを利用する際には、注文前に用途や掲示環境をイメージして選ぶのがおすすめです。

「屋外に長期間貼るのか」「屋内でも光が当たる場所か」「色味の鮮やかさをどこまで優先するか」などを考えると、より適切にインキを選べます。

あとがき

いかがでしたでしょうか。耐候インキの有用性ご理解いただけましたでしょうか。

ウェブプレスではポスター印刷の商品オプション選択画面で気軽にご選択頂く事ができます。費用やご納期も若干追加となりますが、その価値は十分にあるかと思います。

色味や耐久性に関する注意点を理解して活用すれば、より長く、美しい印刷物を維持することができます。ポスターや掲示物を作る際には、ぜひ耐候インキの利用をご検討ください。

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