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ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。
テーマ:印刷デザインにまつわる話
【02】ショートカット
私どもが使っているソフトは、ほとんどがAdobe製品で制作するにあたってはイラストレーターを主に使用しています。以前使っていた組版機(かなり昔)からMacに移行した際は大変戸惑ったものです。
組版機ですとあらかじめ文字の大きさや書体をセットしたものをAボタンに記憶させ、それにワープロを流し込むというふうなことをしていました。切ったり貼ったり、コピーしたり隠したり、などという異次元的な(笑)ことは到底出来ませんでした。
それに比べるとイラストレーターでは真っ白なボードに自由に描ける!こんな画期的なソフトがあっていいものか!と思うような衝撃的なツールです。
今や⌘C、⌘V。Adobe製品をお使いの方は当然このようなショートカットが当たり前でよすね。
Illustrator、インデザイン、Photoshopが主ですがどれも共通して使えるショートカットが魅力的です。
代表的なショートカット(short cut)近道!⌘X、⌘F、⌘C、⌘V、他便利で作業性に優れたものがたくさんあります。
⌘Zはやり直しができる!。組版機なるものは、やり直しができてもせいぜい一つ前ぐらいのもの。Aボタンを押さないといけないところをBボタンを押してしまった…リセットボタンを押してまた一からやり直しだ…みたいなことはしょっちゅうでした(汗)
まだ、組版機は良い方です。写植指示を出していた時代では紙に印字されたものはどうすることもできません。縦型カメラで縮小、拡大、変倍と撮影し直して現像液をくぐらせて…面倒な手順を繰り返さなければなりません。修正、変更などは大変な思いをしました。
ファミコンのゲームでも失敗したり負けてしまったりしたらよくリセットしていました(笑)
一つ前に戻る機能や隠す、貼り付けるなどの機能は画期的なツールで、考えられない異次元のツールだと感じました(笑)
話が逸れましたがそれだけ便利ですごい事だなぁと思います。
今はAIなどと言って人工知能を持っているとかSFの世界ですよ。
とにかく当時はこのショートカットを紙に書いて暗記したものです。
今では当たり前のように使っているショートカット。簡単で、作業性に優れていてかなり楽になりましたが、これだけで思っているものが作れるわけではないので、そこは経験や技術を入れて制作物に取り組んでいます。
日々勉強、日々精進ですがこういう便利なことはどんどん取り入れてやっていきたいものです。