ウェブプレスの印刷読み物

ウェブプレスの安マンとスタッフが、チラシ印刷やタブロイド新聞印刷などの、印刷に関する事から、デザインやデータ作成、商品の始まりや用語の語源など、色々な事を書き綴っています。

テーマ:印刷デザインにまつわる話

【07】ロゴ

会社名やチラシの見出し、映画のタイトル、本のタイトル。ありとあらゆるとこに使われる「ロゴ」ですが、デザインされた文字またはそれを表す図形です。

デザインされる方は一度は考えたことがあると思いますが、なかなか考えるのが難しくて、イメージを元にああだのこうだの理由をつけたり意味を考えたり、資料を見たり…と。その一方で何気なしにパッと閃いてすんなりいくこともあります。

しかし、イメージがうまくできたけれども、どう作れば良いか…など、出来上がるまで時間がかかります。
出来上がったものを見れば大したことはないのですが(笑)、これが大変です。

タイトル文字などは言葉の意味もあるので、わかりやすいと言えばわかりやすいのですが、言葉と雰囲気が合っていないと違うイメージになってしまうので、そこが悩みどころです。

会社のロゴなどは、その会社の信条や業種、功績などを加味しながら考えていったり、時には雰囲気だけで漠然と作ってしまうこともあります。

長く時間をかけたからといっていいものができるものでもないし、単なる思い付きでもいいわけがないので、肝心なのはマッチ度という風に思います。何か複雑なことをして、いいものもあれば変?なのもあります。シンプルだけど親しみがある…やクオリティを感じる…など、簡素なものでも定着すれば凄く意味のあるものになってきたりもします。簡単なようで簡単でない!それが「ロゴ」ってやつです。

今やソフトやジェネレーターなどで文字と柄を選べば自動で作ってくれるものもあり、便利なものもあります。それがマッチングすればいいのですが、そう簡単にはいきません。また、経験があるからといっていいものができるとも限らないし、始めて作る人でも一瞬に閃いていいものができたりすることもあるのです。

私自身何を言っているのかよくわからなくなってきていますが(笑)見渡す限り無数に存在する「ロゴ」ってやつに作者の思惑、意図があるなしに関わらず、心踊らされることが多々あるので携わる機会があれば全力で取り組みたいと思います。
学生時代には自作自演の架空のロゴを制作したことがあります。

今思えば笑ってしまうのですが、当時はこれが楽しくて楽しくて(笑)誰にも見せることはなかったのですが、自分自身お気に入りのものがあって部屋に飾っていた時期もありました。印刷業界に入って、あの有名な「JAL」のロゴマーク(鶴)を制作された方の知り合いの知り合いの知り合い…もう誰だかわかりません(笑)がその方の話を聞いたことがあります。話の内容も覚えていませんが「ヘェ〜凄いですねっ!」と胸を踊らされた記憶があります。

最後に取り留めのない話になってしまいましたが、これからも印刷デザインに携わっていきますのでどうぞよろしくお願いします。

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