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スクラッチ印刷について

スクラッチ

ポイントサービス

スクラッチ印刷とは

スクラッチ印刷とは、印刷面上のある部分に特殊な加工を施すことで、用紙上に印刷された文字や絵柄などを隠す特殊印刷の一種です。

一般的には、銀インクを削るスクラッチが多くみられますが、削るスクラッチは削りカスが出てしまう事や手が汚れてしまう事もあり、衛生的ではありませんでした。

弊社では「削る」スクラッチでは無く、特殊なインクを使用した「こする」スクラッチを使用しています。

「削る」タイプと比べ、こすってもカスが出ず、全てをオフセット印刷で行なえる事から、生産性・コストにも優れています。

スクラッチ印刷の種類について

ウェブプレスでは、スクラッチ印刷の商品として下記の商品をご用意しています。

各種イベントの集客・店舗でのプロモーション等にご利用ください!

スクラッチ印刷のデータ作成に関して

スクラッチ印刷のデータ作成時には、通常のデータ作成に比べて注意点が多くなります。必ずコチラの『スクラッチ印刷のデータ作成時の注意点』をご確認の上でデータの作成を行なってください。

スクラッチ印刷A4サイズ

スクラッチ印刷A4サイズ

オフセット枚葉機で印刷を行なうスクラッチ印刷のA4サイズです。

新装開店や店頭PRなどの来客者へのサービスやイベント会場者のお楽しみに、即効性のあるツールとして幅広くご利用いただけます。

対応サイズ スクラッチ印刷A4サイズ 210×297mm
対応用紙 マットコート<90kg・110kg・135kg・180kg>
対応部数 100〜10,000部

※各商品の詳細等に関しましては、各商品ページでご確認ください。


スクラッチ印刷ハガキサイズ

スクラッチ印刷ハガキサイズ

オフセット枚葉機で印刷を行なうスクラッチ印刷のハガキサイズです。

来客者への店頭での配布でのご利用から、季節ごとのご挨拶と合わせてのスクラッチを入れる事で、季節間のセールなどと合わせて集客力アップやリピータの確保などの販促商品としてもご利用できます。

弊社のハガキ印刷の商品は、基本的に無地の紙への印刷となります。郵便番号赤枠などは入っておりません。官製はがき等への印刷は承っておりません。ご了承ください。

対応サイズ スクラッチ印刷ハガキサイズ 100×148mm
対応用紙 マットコート<90kg・110kg・135kg・180kg>
対応部数 100〜10,000部

※各商品の詳細等に関しましては、各商品ページでご確認ください。


スクラッチ印刷名刺サイズ

スクラッチ印刷名刺サイズ

オフセット枚葉機で印刷を行なうスクラッチ印刷の名刺サイズです。

店舗でのインスタントくじとしてのご利用から、スクラッチ部分にゲーム性を入れる事で、イベントや結婚式の2次会などでもご利用いただけます。

削りカスの出ないスクラッチ印刷ですので、衛生的で安心にご利用いただけます。

対応サイズ スクラッチ印刷名刺サイズ 55×91mm
対応用紙 マットコート<90kg・110kg・135kg>
対応部数 100〜10,000部

※各商品の詳細等に関しましては、各商品ページでご確認ください。


スクラッチ印刷のデータ作成時の注意点

スクラッチ印刷のデータ作成時には、通常のデータ作成に比べて注意点が多くなります。必ず下記の注意点をご確認の上でデータの作成を行なってください。

対応アプリケーションに関して

スクラッチ印刷の入稿データの種類は「イラストレーター」のみの対応となります。ご了承ください。

スクラッチ印刷について

スクラッチ印刷は原則として、通常のカラー印刷(CMYKでの印刷)にプラスして、スクラッチ文字の部分(「こする」と現れる部分)を特殊な白のインクで印刷する、という5色での印刷方式になります。

スクラッチ加工は片面のみの対応となります。(印刷自体は片面・両面に対応しています。)

価格表の表記 表4色+スクラッチ/裏0色 表4色+スクラッチ/裏1色 表4色+スクラッチ/裏4色
印刷とスクラッチ加工の状態 表面にカラーでの印刷とスクラッチの加工がされています。
裏面は印刷無し(白)の状態です。
表面にカラーでの印刷・裏面に1cでの印刷がされています。
スクラッチの加工は表面のみとなります。
両面にカラーで印刷されています。
スクラッチの加工は表面のみとなります。

※1色での刷りがある場合には、プロセスカラー(CMYK)よりお選びください。【備考欄にご明記ください】 詳しくはコチラのページをご覧ください。

スクラッチ以外の部分について

スクラッチ以外の部分に関しては、通常の印刷物と注意点は同じになります。主に下記の点に関してご注意して作成してください。

  • 入稿用の完全データはリンク画像も含め必要なデータをすべて1つのフォルダに入れ、フォルダごと圧縮して1つの圧縮ファイルで送信してください。使用した画像等の入れ忘れにはご注意ください。また、作成途中のデータ等、不要なデータは入れないでください。データの圧縮はコチラでご確認ください。
  • 必ずカラーモードをCMYKで構成されたデータを作成してください。詳しくはコチラでご確認ください。
  • 「特色」(スポットカラー)を使用しないでください。詳しくはコチラでご確認ください。
  • 塗り足しを付けてください。切れてはいけないロゴや文字等につきましては、断裁位置より3mm以上内側で作成してください。詳しくはコチラでご確認ください。
  • フォントは全てアウトライン化してください。詳しくはコチラでご確認ください。
  • 貼り込み画像の解像度は、原寸で350〜400dpiを推奨しております。詳しくはコチラでご確認ください。
  • その他イラストレーターで作成する際の注意点に関しましてはコチラでご確認ください。
  • こする際には「10円硬貨」を推奨しています。他の硬貨の場合、文字が見えにくくなる場合がありますので、ご注意ください。(作成データのデザイン内には、「10円玉でこすってください」などの文章や、イラストを入れる事を推奨しています。)

スクラッチの地模様部分について

スクラッチ文字の部分(「こする」と現れる部分)は、特殊な白のインクで印刷を行ない、その上部から覆う様に隠し図柄(目くらまし)を印刷する必要があります。その際、下記のような注意点がありますのでご注意して作成してください。

スクラッチ印刷の図柄印刷イメージ

  • スクラッチ文字の部分は、コインでこするとグレーの色に変化します。その為隠し図柄はグレーに対して可読性があるものである必要があります。
  • スクラッチ文字の部分は、特殊な白のインクで行ないますが、そのままでは光の加減で判読が可能の場合があります。また、隠し図柄が単純な平アミの場合も同様に判読が可能になってしまう場合があります。
  • スクラッチ文字の部分が、コインでこする前に判読しづらくなるように、隠し図柄は薄い黄色等の地模様を推奨しています。弊社でもいくつかのパターンの地模様をご用意していますので、こちらのデータをダウンロードしてご利用ください。
  • 背景とスクラッチ部分の隠し図柄(地模様)が同系色の場合、境界が分かりにくい、どの部分をこする部分かが分かりにくい場合があります。そのような場合には、境界をハッキリさせる為に境界部分に枠を入れる事をおすすめします。

スクラッチ文字の部分について

スクラッチ文字の部分(「こする」と現れる部分)は、デザイン部分とは別のレイヤーで作成していただく必要があります。その際、下記のような注意点がありますのでご注意して作成してください。

  • スクラッチ文字部分は、必ず通常の印刷部分とは別のレイヤーに分けて作成してください。
    スクラッチ印刷レイヤーイメージ01
  • スクラッチ文字はK(スミ)50%で作成してください。12〜24ptのゴシック系をおすすめします。(文字が小さかったり、明朝体や細い文字の線画や太すぎる文字の場合、スクラッチ部分の判別・判読ができない場合があります。ご注意ください。)
    スクラッチ文字イメージ01
  • スクラッチ枠には、アタリ・ハズレに関わらず文字は全ての枠に入れる事をおすすめします。こする事が文字が現れるというスクラッチ印刷の特性上、こすっても何も文字等が出てこない場合、ユーザー様が困惑する場合があります。トラブルの防止の為にも、全ての枠に文字を入れておく事をおすすめします。

スクラッチ印刷に関するその他の注意事項

スクラッチ印刷に関する上記以外での注意事項を記載しています。

  • スクラッチ部分以外の4色印刷の部分(ベース部分)は同版のデザインで、スクラッチ部分のみ差し替えになる場合(1等・2等・3等...etc)、スクラッチ文字の各パターン毎にレイヤーで分けて作成してください。 その上で注文時に備考欄にその旨を記載してください。
    スクラッチ印刷レイヤーイメージ02
  • 上記のようにスクラッチ部分のみの差し替えの場合でも、各パターン毎に注文は必要となります。(1等・2等・3等と3つのパターンの印刷をする場合には、3つ分の注文が必要となります。)データの入稿は1つに纏めていただいて問題ありません。
  • スクラッチ部分は1箇所でも複数箇所でも料金に変動はありません。但し、印刷面の半面を利用するような大きなスクラッチ部分がある場合には、別途料金がかかる場合がございます。ご了承ください。
  • スクラッチの部分は、アタリやハズレなどの文字だけで無く、図形や画像も対応可能です。その際にも上記の通りK(スミ)50%でレイヤーを分けて作成してください。あまりにも細い文字を使用している場合には仕上りがハッキリとしない場合がありますので、ご注意ください。

地模様のダウンロード用データ

弊社で推奨させていただいているスクラッチ印刷の隠し図柄(目くらまし)用のイラストレーターデータをご用意しています。ご利用の際には、コチラよりダウンロードしていただき、ご利用くださいませ。
スクラッチ印刷の隠し図柄(目くらまし)用のイラストレーターデータ


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